陸稲(りくとう/おかぼ)2013年08月14日

散歩の途中で珍しい農作物を見かけました。それは「陸稲」です。

「陸稲」といってもピンとくる人は少ないと思いますので、ウィキペディアから引用して解説を少々。 <以下は、ウィキペディアからの引用です>
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陸稲(りくとう/おかぼ)は、畑で栽培されるイネ(稲)。野稲(のいね)とも呼ばれている。水稲に較べて水分条件により厳しい畑状態に適したイネと位置づけられているが、植物学的な差異は無く、また歴史的にも古くから陸稲として栽培されたものから、水稲から品種改良されたものまで存在しており、陸稲と水稲の厳密な区別は困難であるとされている。
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このように解説されても、見たことも食べたこともない人がほとんどだと思います。現在では陸稲の栽培は非常に珍しいので、普通の人には見る機会も食べる機会もほとんどないのだと思われます。

散歩の途中で見かけた「陸稲」の畑はこんな感じです。
陸稲畑

稲穂の部分を拡大するとこんな感じです。普通の稲と見た目には変わりないですよね。でも、根の部分の土が乾いているところが普通の稲と異なっているんです。
陸稲の穂


私がなぜ「陸稲」のことを知っているのかというと、私が幼少の頃に家で作っていたからなんです。もちろん自分の家で食べる分だけの作付けでした。

幼少の頃、ばーちゃんから“陸稲の餅米は粘りがあってよく延びるので、大福餅にすると最高!”ということを聞かされました。また、大人の拳ほどの大きさの大福餅を作って食べた記憶があります。今の時代でみれば、何とも贅沢な食べ方ですね。

散歩途中に見かけた「陸稲」畑の農家の人も自分の家で食べる分だけ作っているのかも知れませんね。

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