骨盤矯正体操2014年04月15日

現役の頃、私はときどき腰痛に悩まされました。といっても慢性の腰痛ではなく、一過性の腰痛です。フィールドでの仕事で一日中立ちっぱなしといった状況が何日も続くと腰が痛くなり、ときには前屈みになりながら歩くような状態になったこともありました。

そんなとき、“カイロプラクティック”という整体療法があることを知り、試しに治療を受けてみたところ、ものの見事に腰痛が消え去りました。その後、腰痛が酷くなったときには迷わずこの治療を受けに行くようになりました。ただし、この治療には健康保険が適用されないので、そんなに頻繁に通うわけにはいきません。私の場合、数年に1回といった頻度です。

前回の治療に通った際、そこの先生に自分でできる腰痛の予防法を教わりました。以来、その予防法を毎日実践しているせいか、毎日2万歩を超える散歩を続けていても腰痛で悩まされることはありません。

その予防法というのは、「骨盤矯正体操」です。足を肩幅程度に開いて立ち、骨盤を前後左右にグルグル回すというやり方です。私の場合、朝と夜に20回ずつ実施しています。

骨盤矯正体操の詳細については、こちらのサイトで「骨盤のゆがみを治す方法」として、上記のほかにいくつかの方法が紹介されていますので、興味をお持ちの方はご参照ください。

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ここからは余談です。

最近は健康ブームの影響のせいか、テレビやその他のメディアでいろんなエクササイズが紹介されています。筋力をつけて基礎代謝を高めることによりダイエットに挑むとか、運動不足による体力の低下を防止するとか、人によっていろんな動機があるようです。

ここで注意しなければならないのは、その効用についてはかなり大袈裟に紹介されていますが、副作用についてはほとんど触れられていということです。

実は、私もテレビで紹介されていたエクササイズに興味を持ち、何種類か試したことがあります。その結果、次第に腰痛が酷くなって前述のカイロプラクティックに駆け込むということになってしまいました。

自分の年齢を考えずに無理をすると、ろくなことにならないようです。自分の体力や体調に合わせてエクササイズを行うというのが大事なポイントですね。