年間の体温変化 ― 2016年01月06日
一昨年の11月に電子体温計を購入しました。その体温計で時々測っていたのですが、一般的に言われている「平熱=36.5℃」よりもだいぶ低い測定結果が出ることがありました。日によっては36.0℃を割り込むこともありました。
かかりつけのお医者さんにそのことを尋ねたところ、「国内で多く使われている測定部位は脇下(腋窩)であり、脇下で測定する場合には外気温の影響を受けやすい」ということでした。
私の体温が36℃を割り込むことがあったのは、外気温の影響だったのだと思われます。そこで、毎日の体温を一定の条件の下で測定し、年間の体温変化を調べることにしました。
就寝の約2時間前に毎日測定し、昨年1年間のデータを蓄積しました。次の図は、毎日の測定結果をそのままプロットしたものです。
かかりつけのお医者さんにそのことを尋ねたところ、「国内で多く使われている測定部位は脇下(腋窩)であり、脇下で測定する場合には外気温の影響を受けやすい」ということでした。
私の体温が36℃を割り込むことがあったのは、外気温の影響だったのだと思われます。そこで、毎日の体温を一定の条件の下で測定し、年間の体温変化を調べることにしました。
就寝の約2時間前に毎日測定し、昨年1年間のデータを蓄積しました。次の図は、毎日の測定結果をそのままプロットしたものです。
全体的に大きなうねりがあるように見えますが、日によって最大で0.8℃程度のバラツキがあるため、あまりはっきり分かりません。そこで、素データから月平均値を算出して月平均のグラフにしてみました。
図中の青い棒は月平均値、赤い線は1標準偏差を表しています。月平均値でみると、季節によって体温が変化していることがはっきりと分かります。
月平均の体温は、2月に最も低くなり、7~9月に高くなっています。これより、外気温が低い厳寒期には体温も低くなり、外気温が高い夏場には体温も高くなる傾向のあることが理解できます。
脇下で体温を測る場合、冬と夏では外気温の影響によって体温が0.5℃ほども違ってくるなんて、オドロキですね。
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