ドライブレコーダーを使ってみて2017年08月02日

今回のブログでは、7月27日のブログ(詳しくはこちら)で紹介した“ドライブレコーダーの取り付け”に引き続き、実際に使ってみた印象を紹介したいと思います。


このドライブレコーダー(以下、「ドラレコ」と略記)には、パソコンで記録データを閲覧することができるビュアーソフトが附属しています。そのビュアーソフトによる表示画面は次のようになります。
 
前後G

上半分には記録映像が、下左側にはファイルリストと再生中のファイル名が、そして下右側には前後G/横G/上下Gの波形が表示されます。また、真ん中の帯の部分には再生やキャプチャなどに使うボタンが並べてあり、大変使いやすくなっています。

上の画面に表示されているのは、前後Gがトリガーになって自動記録されたファイルの1場面ですが、このように加速度波形が映像と一緒に表示されるので、記録したときの状況を分析する場合には有用と思われます。

ついでながら紹介すると、これは横Gがトリガーになった場合の例です。
 
横G

また、これは上下Gがトリガーになった場合の例です。
 
上下G


このビュアーソフトを使って記録映像から静止画をキャプチャし、車両ナンバーの読み取り性について確認しました。

対向車をキャプチャした写真はこんな感じになります。
 
対向車の例

対向車との相対距離は10~15m程度ですが、静止画(解像度1920×1080)を拡大してもナンバーの読み取りは難しいようです。

先行車をキャプチャした場合にはこんな感じになります。
 
先行車の例

先行車との距離は20m程度と思われますが、ナンバーの読み取りはかなり難しいようです。

ちなみに、先行車のナンバーの読み取りが容易にできるのは信号待ちのときぐらいです。走行状態だと、先行車も対向車もナンバーの読み取りは無理と思ったほうが良さそうです。

次に、夜間走行時の写り具合について紹介したいと思います。交差点での写り具合はこんな感じになります。
 
夜間の交差点

信号の色や道路標示の識別は容易にできそうです。また、周囲の車両の車種特定もある程度はできそうです。

単路走行中の場面だと、写り具合はこんな感じになります。
 
夜間の単路

センターラインや路側線については、色を含めて十分識別が可能と思われます。周囲の車両の車種特定もかろうじてできそうです。


このドラレコの画質(1980×1080)は比較的高いほうですが、水平画角が109度という広角レンズを使っているため、通常の車間距離程度に離れたクルマだとナンバーを読み取るのは難しそうです。ナンバーの読み取り性を高めようとすると画角がトレードオフになってしまうので、しょうがないのかもしれませんね。

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