散歩による地球一周旅行 《その36》2017年10月25日

現在位置の経度は“東経112.60度”です。“山西省(さんせいしょう)”の南部中央付近まで来ました。
 
現在位置

山西省は、面積が約16万㎢であり、人口が約33百万人となっています。地理的には、北は万里の長城を挟んで内モンゴル自治区と、東は太行山脈を挟んで河北省(かほくしょう)と、南は黄河を挟んで河南省(かなんしょう)と、西は北上した黄河を挟んで陝西省(せんせいしょう)とそれぞれ接しています。
 
現在位置_詳細

山西省の省都は“太原市(たいげんし)”で、現在位置から北に200kmほどのところにあります。太原市の人口は約350万人であり、日本で言えば横浜市(約370万人)に近い規模になります。

太原市

太原市は、標高約800mの高原地帯に位置し年間を通じて乾燥しています。雨季にあたる夏季には降水が観測されますが、降水量が限定的です。秋から春までが乾季に相当し、その期間には降水が殆ど観測されません。そのため郊外の黄土高原は砂漠化が進行しており、また粒子の細かい黄土が飛散し、特に春季には砂嵐による視界不良となることもあります。

また太原市は北京洛陽の中間にあるため、非常に重要な交通の要所となっています。近年、高速道路の整備により、省内の自動車交通の利便性が飛躍的に高まってきています。
 
また、太原市は鉄道の要所ともなっており、太原駅の北側には巨大な貨物ターミナルがあります。旅客に関しては、2009年から高速列車の運行が開始されています。
 
太原駅

市内の交通機関としては、トロリーバスやバスが整備されています。また、タクシーも多く運行されています。

太原市の観光スポットとして“山西博物館”があり、山西省の歴史にちなんだ展示物が数多く展示されています。
 
山西博物館

~ ~ ~ ~ ~
現在位置から東へ700kmほど進むと“青島市”です。なのでこの距離からすれば、年内には“黄海”に出ることになりそうです。その後は“朝鮮半島”を経て日本海へ進むことになります。


【註】 本ブログにおける写真や地図はGoogleマップからの引用です。
    また、地域の情報はWikipediaからの引用です。

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