路側帯と車道外側線の違い2018年01月20日

これまで私は、道路の端にある白線をなんとなく“路側線”と呼んでいましたが、あるとき警察の方が“外側線”と呼んでいるのを聞きました。「さて?正確にはどういう呼び方なのか」と思って調べてみたところ、私が使っていた“路側線”という用語はないみたいです。

道路交通法」には、“路側帯”という用語が次のように定義されています。
  「歩行者の通行のためのスペースを確保したり、車道の効用を保つために、歩道のない道路や、
   歩道のない側の路端寄りに、道路標示(白線)によって区画された部分をいう」
        ※ シグナル編 「普及版 道路交通法」より引用

なるほど、歩車分離されていない道路で、歩道とみなせる場所を“路側帯”と呼んでいるようです。

では、“外側線”についてはどうなのでしょうか。“外側線”は正確には“車道外側線”といい、道路法令(道路標識、区画線及び道路標示に関する命令)の用語として定義されているようです。
 
路側帯と道路外側線
                   ※ この図は、こちらからの引用です。

ウィキペディアによれば、
  「“車道外側線”のある路端側に歩道が無い場合に限り、この線から外側(路端寄り)の部分は、
   “路側帯”の道路標示とみなされ、車両の通行は原則として禁止される」
のだそうです。一方、
   「路端側に歩道がある場合には“路側帯”とはならず、通常の“路肩”となる」
のだそうです。“路肩”の場合には、車両の通行を禁止しているわけではないみたいです(詳しくはこちらを参照してください)。

また、こちらのネット記事では、“路側帯”と“道路外側線”の違いについて分かりやすく解説しています。


同じ路端の白線でも、歩道がある場合とない場合では意味が大きく違ってくるんですね。
この際、正しく理解しておこうと思います。

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