ファンクションキーの設定切り替え2018年09月26日

PCの使い方として、私の場合にはファンクションキーを重宝しています。ただし、その使い方としては、キーボーに表示されている“マルチメディア”の機能(音量調節、画面の明るさ調節などの機能)ではなく、日本語入力時の変換機能です。

日本語ローマ字入力時の変換機能としては、Windowsの標準で以下のように設定されています。
 
Fキーの割り当て一覧

これらの中で頻繁に使うのは“F9”と“F10”なのですが、あるとき突然このファンクションキーF9を押すと、Cortanaの検索画面が表示されるように変わっていました。他のファンクションキーでも従来の機能が使えなくなっていました。

なぜこのように変わってしまったのか分からなかったので、とりあえずネットで調べたところ、バイオス画面を開いて設定を変更すれば良いとの情報が見つかりました。早速ためしたところ、無事に元の機能が復活しました。バイオス画面で設定する箇所は次の通りです。
 
BIOS上での切り替え方法
               ※ これは、DELL Inspiron 5570のバイオス画面です

まず、“Settings”枠内の“POST Behavior”を開いてその下にある“Fn Lock Options”を選択すると、画面右側に“Lock Mode Disable/Stanndard”と“Lock Mode Enable/Secondary”の選択肢が表示されますので、“Lock Mode Disable/Stanndard”をクリックして設定を保存します。バイオス画面を終了するとシステムが起動し、立ち上がった後はファンクションキーの機能が変換機能に切り替わっていました。メデタシメデタシ!です。

でも、なぜ急にバイオス設定が変わってしまったのでしょうか。
最近はバイオス画面を開くことはなかったのに。。。。。
これに関連する情報として、ネットには次のような設定切替の方法が紹介されていました。

キーボードの“Esc”キーに次のような表示がある機種の場合には、“Fn”と“Esc”を同時に押すとファンクションキーの機能が切り替わるようです。
 
キーボードでの切り替え方法
               ※ これは、DELL Inspiron 5570のキーボードです

「なぁ~るほど!!!」これで納得です。今回の思わぬトラブルの原因は、誤って“Fn”と“Esc”を同時に操作してしてしまったことにあるんですね。“Fn”と“Esc”を操作した後バイオス画面で確認したら、“Fn Lock Options”の内容も連動して変わっていました。

ちなみに、“Fn”と“Esc”で切り替える方法はすべてのPCでできるわけではなく、“Esc”キーに“Fn ”ロックマークが表示されている機種に限られるようです。また、バイオスのメニューにも設定項目がある場合とない場合があるようです。

なお、ファンクションキーを変換機能に切り替えた場合でも、マルチメディア機能を使いたい場合には、“Fn”キーとの組み合わせでマルチメディア機能を使うことができます。どちらに設定するかは普段どちらを多用するかによりますね。

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