スイッチングハブを買い替え ― 2019年03月04日
残しておきたいテレビ番組がある場合には、家庭内ネットワークを介してLAN接続のハードディスク“DLNAサーバー”にコピーして保存してきました。次の図は、我が家の家庭内ネットワークの構成です。
ところが最近になって、テレビ接続のハードディスクからDLNAサーバーにコピーする際の所要時間がやたらと長くなってしまいました。なんと、コピーするのに保存したいテレビ番組の5倍も時間がかかるようになってしまったんです。
これでは使い物にならないので、その原因を探りました。最初に考えられるのはLAN接続のハードディスクの異常です。いろいろ探りましたがハードディスク本体のチェックだけでは異常が見つからなかったので、無線LANを介して接続している別のテレビからDLNAサーバーへのコピーを試しました。その結果、番組の35%程度の時間でコピーができ、ハードディスク本体には問題ないことが確認できました。
それならば次に原因として考えられるのは、“スイッチングハブ”です。確認のためスイッチングハブを外して番組のコピーを試したところ、問題なくコピーができました。原因はこのスイッチングハブだったようです。このスイッチングハブは、だいぶ以前に購入したものなのでそろそろ寿命なのかもしれません。
この際、最新型のギガビット対応のスイッチングハブに買い替えることにしました。購入したのは、エレコム製のEHC-G05MN2-HJBという機種です。
本体の外観はこんな感じです。5ポートで電源内蔵タイプです。
この機種には、ループ検知機能が備えられているのですが、“ループ”って何か分かりませんでしたので調べてみました。ループとは、ネットワークを構成する際にループ状に回路が構成されると、ネットワーク上の通信に異常が生じてしまうことなんだそうです。詳しくはこちらを参照してください。
従来のスイッチングハブと購入品を入れ替えて電源を入れ、番組のコピーを試みました。問題なく短い時間でコピーが完了しました。これで問題解決です。ここで残念なことに、ギガビット対応のスイッチングハブにしたのですが、LANに接続している機器がギガビット対応ではないせいか、10/100Mb/sモードでの接続にしかならないようです。
問題は一応解決したのですが、スイッチングハブの本体正面に並んだLEDが1秒間隔で点滅していて、何か悪いことが起こっているのでは?と気になります。購入品の箱の裏側には説明書きがあり、そこには「ループ発生時に、ループが起きているポートのランプが1秒間隔で点滅します。」書いてありました。
「えっ!、ということはすでにループが生じているということ?」と一瞬思いましたが、前出の我が家のネットワーク構成で見る限りループ接続にはなっていません。また、スイッチングハブ本体のループ検知を表示するランプは点滅していないことから考えれば、ループは発生していないと思われます。
「ということは、この1秒間隔の点滅ってどういう意味?」といろいろ考えましたが、辿り着いた結論は「ループ検知機能が働いていて、ネットワークを監視しているときには1秒間隔で点滅します」という意味ではないかとの解釈です。この解釈が正しいなら、あまりにも誤解しやすい説明書きですね。改善してもらいたいものです。
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