フィットで気付いたこと (その17)2022年11月11日

我が家の買い物グルマ“フィットe:HEV”で気付いたことを紹介するシリーズの第17弾です。

最近、車庫入れの時に“パーキングセンサーシステム”の注意喚起が出ないことに気付きました。これまでだったら、車庫の柱やその他の物体に近づくとインジケータに表示が出てさらに近づくとブザー音が出たのですが、これまでのように車庫入れしても表示も音も出ません。

システムが故障したのかな?と思って、とりあえず取扱説明書を読みました。その結果、“パーキングセンサーシステム”のON/OFFスイッチがオフ状態になっていたため注意喚起が出なかったことが分かりました。
 
ON/OFFスイッチ

そう言えば、以前に注意喚起の音がうるさいので、スイッチをオフにしたことがあったのを思い出しました。そのときには、一時的にシステムがオフになっても、次にパワーシステムを起動したとき自動的にオン状態に復帰するものと思い込んでいました。

ですが、どうやら私の認識が間違っていたようです。取扱説明書によれば、
 
取扱説明書の記述
                    ※ 取扱説明書からの引用です

と記されており、システムをオフにするとその状態がずっと保持されるみたいです。

このように説明されても、私の感覚では「デフォルトがON状態で一時的にOFF状態にすることができる」といった設定のほうが適切なのではないかと思うのですが、、、、。
例えば次に示すVSAシステムのようにすれば、ドライバーが勘違いしていた場合でも安全なほうに作用することになるのではないでしょうか。
 
VSA取説の記述
                      ※ 取扱説明書からの引用です

つまり、“パーキングセンサーシステム”が働いているものと思い込んでいると障害物にぶつけてしまうことになりかねませんが、デフォルトがON状態であるならそのような事故を防ぐことができます。ドライバーが周囲の状況がわかっていて注意喚起が煩わしいときだけ一時的にオフにすれば良いわけです。とくに複数のドライバーがクルマを使用する状況だと、「システムがOFF状態になっているにもかかわらず、システムがON状態のはず!」という勘違いが生じやすいように思います。