水道の漏水調査2023年01月21日

我が家は建築してから30年経ちます。30年も経つと経年劣化が生じます。その一つとして最近水道の漏水が起こっているみたいです。水道の検針票を見て気付きました。

先月の検針票では、これまで数年間の平均に対して1.5倍ほどになり、これまでの最大値よりも4㎥多くなりました。さらに、今月の検針票ではこれまでの平均の2倍ほどになってしまいました。
 
使用水量の推移

「これは大変!」と思い、検針票の裏書きを見ると「漏水の有無を簡単に確認するにはメーターに付いているパイロットの動きを見れば良い」と書いてありました。パイロットとは、次の写真に赤線で囲った部位です。
 
水道のメーター

早速我が家のメーターを確認してみることにしました。まず家中の全ての水栓を閉じ、メーターの蓋を開いて観察すると、僅かですがパイロットが動いているのが確認できました。やはり漏水が生じているようです。パイロットのこんなわずかな動きの漏水でも、塵も積もれば何とやらで、一ヶ月で風呂20杯ほどの量になってしまうんですね。

メーターから先の配管のどこかで漏水が生じていることを確認できたので、住宅メーカーのメンテナンス部門に連絡して漏水箇所を調べてもらうことにしました。

漏水箇所の調査方法としては、水道の配管系統ごとに圧力をかけて洩れの有無を確認するのだそうです。通常の水道の水圧は350k㎩程度なのですが、漏水調査では700k㎩程度まで圧力をかけるとのことです。

漏水がない配管系統に圧力をかけるとほとんど圧力低下が見られないのですが、漏水がある配管系統だとすぐに圧力が低下してしまいます。次の写真は配管が正常な場合の例です。
 
正常なほうの系統

今回の調査では2系統に分けて確認しました。漏水の生じている系統が修理しやすいほうであることを期待したのですが、期待に反してこちらは正常でした。もう一方の系統では加圧してもすぐに圧力が抜けてしまう状況でした。こちらの系統はコンクリートの下に配管があるので、修理が大変厄介なんです。

残念ながら最悪の調査結果となったようです。今回の調査はここまでとし、次のステップではコンクリートの下を掘って漏水箇所を特定するという大掛かりな工事になるとのことです。
やれやれ!大変なことになってしまったようです。

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