ETC2.0とは?2017年06月21日

本日は梅雨入りしてから初めての“終日雨天”という予報です。なので、散歩は諦めてブログでも書くことにしたいと思います。

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ネットで情報を見ていたら、“ETC2.0”という見出しが目に入りました。興味が湧いたので、“ETC2.0”について調べてみました。

ETC”はかなり普及してきており、現在は大抵のクルマに装着されているようです。散歩の途中でインターチェンジでのETCゲートを通過する車両の割合を観察すると、ETCゲートの通過割合がだいぶ高くなっているのが分かります。

ETCとは高速道路などにおける「自動料金収受システム」のことですが、ETCの普及に伴ってサービスの内容が進化してきているみたいです。

従来のETCは通行料金の支払いを電子的に行う機能だけでしたが、その後“DSRC”と呼ばれるものに発展し、情報提供サービスができるようになりました。“ETC2.0”はこの“DSRC”をさらに発展させたものです。
 
サービスの発展経緯
                   ※ この図はこちらからの引用です。

ETC2.0のサービスを受けるには、これに対応した車載器が必要となります。従来のETC車載器ではサービスを受けられないので、ETC2.0に対応した車載器を購入する必要があります。ただし、DSRCに対応した車載器であれば、再セットアップするだけでETC2.0のサービスが受けられるようになるみたいです。
 
サービスの発展経緯
                    ※ この図はこちらからの引用です。

DSRCから始まった「情報提供サービス」とは、次のようなものです。

◆ 安全運転支援
  落下物や渋滞末尾情報、先の見えない急カーブなどを危険事象に関する情報を
  事前に静止画で知らせてくれます。
◆ 渋滞回避支援
  渋滞状況を知らせてくれます。
◆ 災害時の支援
  高速道路を運転中にもしも地震が発生した際に、今どのような状況にあるのかなどの
  情報を提供してくれます。

ETC2.0では、上記の情報提供サービスのほかに、以下の新たなサービスも2016年4月から追加されています。
  ● 圏央道利用分について料金水準を約2割引
  ● 特殊車両・大型車両の通行許可申請手続きの簡素化

さらに、今後は以下のようなサービスが追加される予定になっているようです。
  ● 一時退出・再進入の料金同一化
  ● 渋滞を避けたルートを選択して料金割引
  ● 経路情報を活用したサービス
  ● 賢い経路選択で目的地まで円滑なドライブが可能に
  ● 駐車場での利用料金決済、フェリー乗船の簡素化

以上の新たなサービスの詳細については、こちらを参照してください。


このように、サービス内容が進化しているETC2.0ですが、課題もあるようです。
こちらの記事によれば、車載器の価格が従来のETCに比べて数倍するのだそうです。
上記の新たなサービスがこの価格に見合うものであれば普及するのでしょうが、、、、、、。

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