電力消費のモニター (その7) ― 2021年02月02日
消費電力量のモニターとデータ蓄積ができる機器(以下、「モニター機器」)を使って、これまでに蓄積したデータから“毎日の消費電力値の推移”をグラフにしてみました。昨年の10/1から今年1/31までの推移は次のようになります。
暖房器具を一切使わなかった10月~11月期に対し、エアコンや電気温水器などを使った12月~1月期の消費電力値は明らかに大きくなっているのが分かります。毎日の消費電力値から月別の平均値を求めると次の表のようになります。
12月~1月期の月平均値は、10月~11月期に対し2倍程度になっています。
また、グラフを見ると12月~1月期では毎日の変動が大きくなっているのが分かります。毎日の消費電力値から月別の標準偏差を求めると次の表のようになります。
12月~1月期の標準偏差は、10月~11月期に対し3倍程度に大きくなっています。これは、暖房器具による消費電力が外気温に大きく依存することによると考えられます。外気温などの気象データと消費電力との相関がどの程度あるのか興味のあるところですが、残念ながら気象データの蓄積を行っていないのでこれ以上は諦めるしかなさそうです。
今後も引き続きデータの蓄積を行い、年間を通した「電力消費の推移」について調べていきたいと思います。
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