PCのサウンドデバイス追加2021年07月07日

最近、PCスピーカーの音質に異常が目立つようになってきました。その異常な音質とは、高音の音が割れている(濁っている)ように感じるんです。いつも異常な音が出るわけではなく、音楽再生の途中で時々聴きづらい割れた音が出るんです。

この症状はPCのスピーカーを更新する前から気付いていました。でも、スピーカーを更新したら改善するかもしれないと期待していたのですが、新しいスピーカーでも時々この症状が出ます。

そこで、この音質異常はPCのマザーボードに組み込まれているサウンドカードに起因しているのではないかと考え、新たなサウンドカードを組み込んでみることにしました。最初はPCI増設ボードのサウンドカードを想定したのですが、ネットで調べてみると、いまはUSBタイプの外付けサウンドデバイスが安価で売られているのが分かりました。性能もそこそこのようですので、ダメ元で試しに購入してみました。

購入したのは、 “Creative Sound Blaster Play! 3”という商品で、外観はこんな感じです。
 
USB外付けサウンドデバイス

本体の左側面には、入出力ポートとして“音声出力”と“マイク入力”用の3.5mmミニジャックが付いています。

また、サウンドコントロール用のソフトをメーカーのホームページからダウンロードできるようになっていたので、これをダウンロードしてPCにインストールしました。

このデバイスをPCのUSBに差し込み、PCスピーカーの音声信号プラグをポートに差し込んで音を出してみました。購入時の状態で音を出したところ、音質はこれまでとあまり変わりませんでしたが、音質コントロール用ソフトで好みの音に設定したところ、だいぶ深みのある音が出るようになりました。それから肝心の音質異常についてチェックしたところ、気になるような音の濁りは感じられませんでした。やはり、音質異常の原因はPC内部のサウンドカードあったようです。

今回、USBタイプの外付けサウンドデバイスを購入するにあたり、ネット通販サイトで調べていたら「USB接続タイプのPCスピーカー」というのが見つかりました。スピーカー内部にはUSBラインで送られたデジタル信号を音声信号に変換する機能が備えられています。なかなか興味深い仕様で価格も手ごろなことから、これも併せて購入しました(サンワサプライ製  USBスピーカーMM-SPU7BK)。
 
USB接続のPC用スピーカー

このスピーカーは、電源も音声データもUSBラインで受け取るようになっているので、配線がシンプルなのが特徴です。また、音声信号はPCとアナログ信号での接続ではないので、理論上は音質劣化が避けられるメリットがあると考えられます。

購入したスピーカーをPC背面のUSBに接続して音を鳴らしてみたところ、小さなスピーカーユニットとは思えない厚みのある音が出ました。このスピーカーは“掘り出し物”だったようです。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
自動車用バッテリーの電圧(公称値)は何ボルト?
2桁の半角数字でお答えください。

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://flugel-steinway.asablo.jp/blog/2021/07/07/9395467/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。