やや進化した感応式信号 ― 2015年09月25日
きょうは終日雨の予報ですので散歩は中止です。なので本日のブログでは、先日の散歩途中で見かけた「ちょっと変わった信号機」について紹介したいと思います。
それは感応式の信号機なのですが、通常の信号機に対してちょっと変わっているのは、信号機本体の下に小さな表示窓が付いていて、この小窓に感知状態を表示するようになっているんです。
次の写真は信号待ちのクルマを感知していないとき(信号待ちのクルマがいないとき)の状態です。表示器の小窓には何も表示されていませんが、、、、、、
 
それは感応式の信号機なのですが、通常の信号機に対してちょっと変わっているのは、信号機本体の下に小さな表示窓が付いていて、この小窓に感知状態を表示するようになっているんです。
次の写真は信号待ちのクルマを感知していないとき(信号待ちのクルマがいないとき)の状態です。表示器の小窓には何も表示されていませんが、、、、、、
クルマが交差点に近付いてきて車両感知器がクルマを感知すると、このように小窓に「感知中」という表示が出るようになります。

もちろん、クルマの接近だけでなく、歩行者が押しボタンを押した場合でも「感知中」が表示されます。
このように感知状態を表示することにより、比較的長く待たされる交差点で信号待ちしているときに、「自車が感知されていないので、ずーっと待たされてしまうのではないか?」という不安を抱かせないよう工夫したものであると思われます。
これまでよりも進化した信号機であるとは思われますが、なんか中途半端な感じが否めません。
最近では、大きな交差点の歩行者用信号機がLEDによるバー表示で待ち時間が分かるようになっており、これにより信号待ちのストレスが緩和される効果が実感できます。

どうせやるなら、このような進化(待ち時間が予測できる)が望ましいのではないでしょうか。もちろん、設置費用との関係もあろうかと思います。また、車両側の信号機に待ち時間の予測機能があるのを見たことがありませんので、車両側の信号機には何らかの制限があるのかも知れません。
どのような背景があってこのような中途半端な進化に留まったのか詳しいことはわかりませんが、利便性の向上が多少あるとは思われるものの、その程度はごく僅かなのではないでしょうか。そのような印象を受けたことから「やや進化した感応式信号」という標題にしました。
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