エンゲル係数の算出に含まれる食費 ― 2025年04月02日
値上げラッシュが続いている昨今、とりわけ「食品類の値上げが家庭の“エンゲル係数”を高めるのではないか?」との話題がテレビ番組等で取りあげられています。エンゲル係数の概念は次の式で表されています。

何となく分かったような気になるのですが、よく考えてみると「外食した費用」や「お酒などの飲み物」も含まれるのかな?といった疑問が出てきます。
そこで、エンゲル係数の詳細な定義について“ChatGPT”に尋ねてみました。どこまで正しい情報なのかは定かではありませんが、とりあえず納得できそうな回答が返ってきました。
ChatGPTの回答によれば、“外食”、“ 中食”、“自炊”のいずれも食費に含まれるのだそうです。ちなみに、“外食”とは外のレストランやファーストフード店などで食べるときの費用、“ 中食”とは家で食べるため外で総菜などを買ったときの費用、“自炊”とは自宅で料理するときの食材の購入費用という意味だそうです。
具体的に食費に含まれる項目を列挙すると、
(1) 自炊・中食用の食材
● 生鮮食品(野菜、肉、魚、果物 など)
● 加工食品(総菜、レトルト、冷凍食品、調味料 など)
● 主食の食材(米、パン、麺類 など)
● お菓子・飲み物(菓子類、清涼飲料水、アルコール飲料 など)
(2) 外食
● レストランなどでの食事(飲み物を含む)
● ファーストフード店での食事(飲み物を含む)
というようなことのようです。
一方、食費に含まれないものとして、以下が挙げられています。ただし、場合によっては食費に含まれることもあり、扱いが微妙なようです。
* 家庭内で調理するときに使用するガス・水道・電気などの料金
* 家庭内で飲む飲料水(ペットボトル、コーヒー、ジュース など)
というようなことをChatGPTに教えてもらい、分かったような気になりました。
それにしても、外食費用が食費に含まれるとなると、頻繁に外食する人、頻繁に飲みに行く人は、毎回の費用が高額になりがちなので、エンゲル係数が高くなるのでしょうね。
【追加情報】
ChatGPTに何回か質問すると、質問の仕方によって微妙に回答が変化するみたいです。2回目の回答では、「アルコール類は嗜好品なので食費には含まれない」とのことでした。
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