冷蔵庫の消費電力推移 《3》2013年02月05日

冷蔵庫を買い替えてからちょうど3ヶ月が経過しましたので、これまでの消費電力の推移について紹介したいと思います。なお、ここでは消費電力量の値を“年間の電気使用量”に換算して表すことにします。

昨年5月から消費電力量を2~4日間隔で測定し、データを蓄積してきました。その蓄積データから推移をグラフにすると以下のようになります。グラフの青い線は旧型の電気使用量を、赤い線は新型の電気使用量を表しています。
電気使用量の推移

買い替え時期の11月には電気使用量が半分程度にガクンと下がっています。“新型は消費電力が小さい”ということがよくわかりますね。

ただしその一方では、旧型が外気温の変化に連動して電気使用量が変化しているのに対し、新型の場合には11月から1月まで外気温がどんどん下がっているのに電気使用量はほとんど変化していないという旧型とは異なる特性を示しています。

新型の冷蔵庫は、外気温の影響を受けないような特性を有しているのなら大変結構なのですが、真夏の季節でも真冬と電気使用量が変わらないということはちょっと考えにくいように思われます。

また、新型の電気使用量は、ほぼカタログ値(年間230kWh)に近いレベルとなっています。真冬におけるこのレベルが真夏になっても大きく変化しなければ、我が家の使用状況がカタログにおける標準状態に近いことになります。

いずれにせよ、新型における外気温と電気使用量との関係については大変興味深いので、引き続き電気使用量の推移を観察していきたいと思います。

「れんんこんセンター」の見学2013年02月07日

散歩の途中で、「れんこんセンター」をちょっとだけ見学させてもらいました。れんこんセンターは土浦農協が運営するセンターの一つです。れんこんセンターでは、レンコン農家が収穫したレンコンを集荷し、選別し箱詰めして全国に出荷しています。

集荷場所には、堀りたてのレンコンが軽トラックでどんどん運び込まれます。レンコンの表面が乾いてしまわないように、濡れた毛布のようなものでカバーして運び込まれます。表面が乾いてしまうと商品価値が落ちてしまうのだそうです。
荷下ろし場

掘りたてのレンコンには泥が付着したままなので、まずはカゴに入れたままの状態でスプリンクラーのような洗浄設備により泥を大雑把に洗い落とします。
スプリンクラーによる洗浄

次に、ベルトコンベアーの入口でレンコンをカゴから出し、ラインに流していきます。このラインでは、最初にレンコンを丁寧に機械で洗浄します。
作業ライン入口

きれいに洗浄されたレンコンは人の手で選別されます。選別作業には、地元のおばちゃん達が大いに活躍しているようです。
選別作業1

選別作業2
 
選別した後、箱詰めして出荷することになるのですが、残念ながらタイミングが合わなかったので、箱詰めの作業や出荷作業を見ることはできませんでした。

レンコンセンターの詳細についてはこちらに掲載されていますので、興味のある方はこちらのページを覗いてみてください。
  http://www.vfn-market.com/top-tokusyuu/rennkonn/sennta-1.html
画面中央の「れんんこんセンターの魅力について」の部分をクリックすると、詳しく説明されたページが開きます。


すべてのレンコン農家は、この「れんこんセンター」に収穫したレンコンを運び込むのかなと思いきや、そうでもないみたいです。

農家によっては、洗浄⇒選別⇒箱詰めまですべて自分で行い、農協に出荷するところがあるそうです。散歩していると、レンコンを掘ってすぐ、その場できれいに洗浄している光景を見かけますが、その農家は自宅で箱詰めして出荷しているんですね。

直売所を設けたり、ネットショップを開設して直接販売している農家もあるようです。

屑レンコンの処理2013年02月11日

硬くて食べられない部分や小さくて切り捨てた部分の屑レンコンは、蓮田にそのまま残して肥料代わりにでもするのかなと思っていたのですが、必ずしもそうではないみたいです。

農家によっては、畑に屑レンコンを運び、トラクターで砕いて耕し、土に鋤き込んで肥料にしているところがあるようです。

休耕中の畑に大量の屑レンコンが運び込まれているのを見かけました。
屑レンコンを廃棄した畑

最近追加で運び込まれたらしく、掘りたてのような色の白い屑レンコンもありました。
新たな屑レンコンを追加で廃棄

こちらの畑には、ものすごい量の屑レンコンが山になっていました。
大量の屑レンコンが廃棄された畑

少量の屑レンコンが畑の隅に捨てられているのはよく見かけるのですが、これだけ大量の屑レンコンが山になっているのは珍しいです。

蓮の露地栽培からハウス栽培への切り替え2013年02月14日

これまで露地栽培していた蓮田で、ビニールハウスの組み立て作業が始まりました。

まずは、足場を固めたうえでフレームの組み立て作業です。
フレームの組み立て作業
奥のほうに写っている三角屋根のビニールハウスは、以前からあったもので、電動で屋根が開くなど本格的な構造のものです。

フレームの組み立て作業が終わったら、屋根にビニールを張る作業です。
ビニール張りの作業
この日は比較的風が弱かったのですが、少しの風でもビニール張りの作業には苦労が伴うみたいです。ビニールハウスのフレームって人が乗っかっても大丈夫なくらい頑丈なんですね。

ビニール張り作業が大体終わった状態です。
ビニール張り終了
出入り口のドアにもちゃんとビニールが張られていました。

横の裾部分はビニールの巻き上げ機構が付けられていました。これを巻き上げてハウス内の温度調節をするんですね。
ビニールの巻き上げ機構


それにしても、これまで露地栽培で十分やってこれたのに、なぜ高額な費用を投じてハウス栽培に切り替えようとしているのでしょうか。

散歩の途中で、レンコン掘りをしている農家の方に尋ねてみました。教えたもらったことを要約すると以下のようになります。

露地栽培の場合、4~5月に植え付け、8月頃から翌年の春までが収穫期になります。とりわけ、12月は収穫の最盛期になります。露地栽培の収穫が端境期となる5~7月にも収穫できるようにするため、ハウス栽培をします。ハウス栽培の場合には、端境期に合わせて、2月に植え付け、5~7月に収穫します。

ハウス栽培をすれば、ハウスを作る費用に見合うような収入が得られるのでしょうね。端境期の5~7月におけるレンコンの価格動向に注目してみたいと思います。

新品の建設機械置き場2013年02月17日

私が住んでいる地域には、日立グループの工場がいくつかあります。そのうちの一つが建設機械を生産している「日立建機」という会社の工場です。

この工場周辺も私の散歩コースの一つです。工場周辺を散歩していたら、工場から少し離れたところに新品の建設機械が並んでいるのが目に入りました。このメーカーの製品は濃いオレンジ色なので、遠くにあってもけっこう目立つんです。

ちょっと寄り道して近づいてみると、出荷前のピカピカの建設機械がたくさん並べられていました。
新品の建設機械1

新品の建設機械2

新品の建設機械3
これだけの建設機械が並んでいると、なかなか迫力があります。

ところで、こんなに図体の大きい建設機械はどうやって輸送するのでしょうね。農業機械くらいの大きさだったら、完成車をそのままトラックやトレーラで輸送することが考えられますが、このような大きさだと完成車をそのまま輸送するというわけにはいかないのでしょうね。

以前テレビ番組で、大型の建設機械はユニットごとに分解した状態でトラック輸送するということが紹介されていました。

“ここに並べられている建設機械も分解してユニット単位で輸送するのだろうなぁ”と想像はできるのですが、ではなぜこの段階で完成品の形にするのでしょうか。生産ラインで完成車として組み立て、その後輸送のために分解するのだとしたら、あまり効率が良いとは言えないように思われます。

また、工場の敷地からこの保管場所まではどうやって運んだのでしょうか。この場所まで自走するとしたら公道を通ることになるので、その可能性は低いように思われます。

素人ゆえにいろんな疑問が湧いてきます。