現在位置情報の提供2015年05月30日

これまで使っていたシニア向け携帯電話が故障してしまったので、子どものお下がりケータイを使うことにしました(詳しくはこちら)。


そのケータイにはGPS測位機能が付いており、現在位置を緯度・経度で知ることができます。この機能を使うことは滅多にないのですが、先日たまたま実用に供する機会がありました。
GPS設定画面

先日の散歩途中で腹の立つこと(まあ、大したことではないのですが.....)があったので、ケータイを使って110番通報したのですが、その後ケータイの表示部を見たら見慣れないアイコンが表示されていました。帰宅後に取扱説明書で調べたら、そのアイコンはGPSによる位置情報を通話の相手方に提供したという意味のようです。

GPS測位の操作をした記憶はないのに、また自分で位置情報を送信した覚えはないのに、どうして位置情報が送信されたのか不思議でした。そこで、取扱説明書でじっくり調べたら「要求に応えて現在の位置情報を提供する」という機能に関する記述が見つかりました。「あ~、この機能が働いたんだ!」と思ったのは早とちりで、位置情報の提供をオン/オフする設定を確認したところ「オフ」になっていました。
位置情報提供の設定画面

どうもよく分かりません。位置情報の提供機能がオフになっているのに、どうして勝手にGPS測位してその結果を提供することになってしまったのでしょうか。

それ以上に詳しい記述が取扱説明書にはありませんでしたので、ドコモの無料相談に電話してみました。こういうときには時間が自由にとれる隠居生活のメリットを実感できます。

相談窓口に問い合わせた結果、以下のことが分かりました。

● 緊急通報した際に緊急性が高い場合には、センター側の操作によりケータイのGPS測位機能が作動し、その位置情報を自動的に送信する。この場合、ケータイの設定が「情報提供:オフ」の状態であっても自動的に送信される。

というようなことが分かって、“なるほど!納得”です。もちろんGPS機能が付いているケータイの場合というのが前提です。

ついでながら、ドコモの無料相談窓口から次の情報も得られました。

●  緊急通報した際に緊急性が高い場合には、電話番号の先頭に“184”を付けて非通知にしたとしても、強制的に自分の電話番号が提供される。

なるほど、緊急通報の場合にはケータイの設定がどのようになっていても、相手側に必要最小限の情報が提供されるような仕組みになっているんですね。


※ 余談になりますが、相手方に送信した位置情報のログがケータイに残っていたので、グーグルマップにその値を入力したら、通話したときの場所を見事に特定することができました。その場所は開けたところだったのでGPS受信が良好にできたようです。誤差は数メートル以内といった感じでした。