火災警報器の設置2017年11月18日

2006年6月に消防法が改正され、一般家庭に火災警報器の設置が義務づけられました。我が家でもそのうちに設置しようと思っていましたが、なかなか実行できず現在に至ってしまいました。

今月になって消防署が地域の家庭を訪問し、火災警報器の設置状況を調査していたので、これをきっかけにして我が家でも火災警報器を設置することにしました。ちなみに消防署によれば、この地域における現在の設置状況は6割程度ということでした。

消防法では、火災警報器の設置が義務づけられているのは「階段」と「寝室」なのだそうですが、今回は少々欲張って「居間」や「台所」にも設置することにしました。

購入したのは、「煙検知型」と「熱検知型」の2種類です。煙検知型は階段、寝室、居間への設置用として3個購入し、また熱検知型は台所への設置用として1個購入しました。ネット通販を利用したので、合計8千円弱で入手できました。
 
購入した2種類の火災警報器

購入した火災警報器の本体および付属品は以下のようなものです。
  
煙検知型

熱検知型

台所への取り付けは、調理器具の熱を誤検知しないような場所を選定して行いました。取り付けた結果はこんな感じです。
 
台所への設置

階段、寝室、居間への取り付けは、天井にではなく壁にしました。天井に取り付けると、点検用のヒモが目障りで鬱陶しいからです。取扱説明書によれば「壁に取り付ける場合には天井から15~50cmの高さに」となっていましたので、その範囲内にしました。

階段に取り付けた結果はこんな感じです。
 
階段への設置

寝室に取り付けた結果はこんな感じです。
 
寝室への設置

居間に取り付けた結果はこんな感じです。
 
居間への設置

通常の使用では、電池寿命が10年程度らしいので、これで今後10年は大丈夫ということになります。


最後に余談になりますが、今回取り付けた「火災警報器」と「火災報知器」は別物なんだそうです。
「火災警報器」は、取り付けに特別な資格や技能を必要とせず、電池式で配線が不要なので、家庭用として販売されています。

一方、「火災報知機(自動火災報知設備)」は、ある程度の規模以上の建物に設置が義務付けられており、その取り付けは国家資格者である消防設備士(高度な専門知識・技能が必要)でなければならないようです。詳しくはこちらを参照してください。