電力消費のモニター (その7) ― 2021年02月02日
消費電力量のモニターとデータ蓄積ができる機器(以下、「モニター機器」)を使って、これまでに蓄積したデータから“毎日の消費電力値の推移”をグラフにしてみました。昨年の10/1から今年1/31までの推移は次のようになります。
暖房器具を一切使わなかった10月~11月期に対し、エアコンや電気温水器などを使った12月~1月期の消費電力値は明らかに大きくなっているのが分かります。毎日の消費電力値から月別の平均値を求めると次の表のようになります。
12月~1月期の月平均値は、10月~11月期に対し2倍程度になっています。
また、グラフを見ると12月~1月期では毎日の変動が大きくなっているのが分かります。毎日の消費電力値から月別の標準偏差を求めると次の表のようになります。
12月~1月期の標準偏差は、10月~11月期に対し3倍程度に大きくなっています。これは、暖房器具による消費電力が外気温に大きく依存することによると考えられます。外気温などの気象データと消費電力との相関がどの程度あるのか興味のあるところですが、残念ながら気象データの蓄積を行っていないのでこれ以上は諦めるしかなさそうです。
今後も引き続きデータの蓄積を行い、年間を通した「電力消費の推移」について調べていきたいと思います。
見慣れないクルマ! ― 2021年02月05日
散歩の途中で、見慣れないクルマを見かけました。リヤに“H”マークが付いているのですが、見たことがないスタイルのクルマです。
リヤビューをよく見ると、“ODYSSEY ELITE”と書かれています。でも、現行モデルのオデッセイとは明らかに異なりますし、現行モデルに“エリート”というバリエーションはありません。
フロントビューを見ても、現行モデルとは異なる顔つきです。室内をよく見たら運転席が左側にありました。どうやら米国仕様のクルマのようです。
ネットで米国仕様のオデッセイについて調べたら、「米国のオデッセイは車名は同じでも全く別のクルマ」という説明が見つかりました。かつて日本国内でも販売されていた“ラグレイト”というクルマの後継モデルなのだそうです。全長5m超、全幅約2mのラージサイズボディで、パワートレインはV6 3.5Lのエンジンと10速ATの組み合わせなのだそうです。まさにアメリカ人好みの仕様ですね。詳しくはこちらを参照してください。
SUVのホイールアーチ ― 2021年02月11日
私は最近流行のSUVというカテゴリーのクルマを見て、「SUVのホイールアーチ(タイヤハウスの縁取り)は黒いのが特徴」と思い込んでいました。
でも必ずしもそうではないみたいで、どうやら私が勘違いしていたようです。ボデーカラーで縁取りされたコンパクトSUVを散歩途中でよく見かけるようになりました。
ちなみに、上の写真の車種を扱っているディーラーのセールスマンに聞いてみると、ボデーカラー縁取りのグレードを選ぶお客さんがけっこう多いとのこと。ボデーカラー縁取りのグレードは最も高価なのですが、選ぶ人がそんなに多いというのはナゾでした。そこで、このようなボデーカラーで縁取りされたSUVというのはどの程度あるのかと、興味をもって観察してみるといろいろあることが分かりました。
ネットで調べてみると、ボデーカラーで縁取りされたSUVあるいはそもそも縁取りされていないSUVというのは、高級車に多いという傾向があるようです。調べた範囲で列挙してみると以下の通りです。
● トヨタ・ハリアー
● ポルシェ・マカン、カイエン
● アウディ・Qシリーズ
● ボルボ・XCシリーズ
● BMW・Xシリーズ
※上記のシリーズには該当しない車種もあります。
なぁ~るほど!黒い縁取りではないSUVを選ぶ人は、上記の傾向を意識しているのかも知れませんね。これは私の勝手な憶測ですが。。。。。