予報にない強風2013年04月17日

きょうは終日晴れでとくに午前は風がない”という予報でしたので、春の景色が楽しめると思って散歩に出かけました。ところが家を出て間もなく南風が吹き始め、次第に強くなってきて春の景色どころではない散歩になってしまいました。

霞ヶ浦の湖面は、まるで台風のときのように波立っていました。堤防を歩いているときは真っ直ぐ歩けないような状況でした。
波立つ霞ヶ浦1

波立つ霞ヶ浦2
 
風速2m/s以下の穏やかな日だと景色を楽しみながら散歩できるのですが、5m/s以上の風になると風切り音でイヤホンからの音楽がほとんど聞こえなくなり、また帽子を飛ばされないように身構えたりする必要があります。10m/s以上の風になると必死になって風と戦いながら歩くといった感じになります。

それにしても、今年の春は強い風の吹く日が異常に多いように思われます。4月に入ってからホコリが舞い上がるような強烈な風の日が何度かありましたし、強烈な風ではなくとも散歩する者にとっては辛いような風の日が連日のように続いています。

例年の4月だと、春の穏やかな日が半数以上あるように記憶しているのですが、私の記憶違いなのか、年々異常気象の度合いが強まってきているのか、よくわからないところです。風向きは違いますが、季節風が頻繁に吹き荒れる2月頃を思わせるようなこの頃です。


ところで、きょうの散歩では蓮田に面白いものを見つけました。
遠くからは、人がレンコン掘りをしているように見えたのですが、近づいてみるとレンコン掘りの作業をしているように見せた人形でした。こういうのも「案山子」というのでしょうか。
レンコン掘り人形

この人形にとっては、きょうのような強風はちょうど具合が良く、風に吹かれて動く様がまるで本当にレンコン掘りの作業をしているように見えます。動画で紹介できないのが残念です。この人形が風に揺られる様子を見て思わず一人笑いしてしまいました。

それから、もう一つ珍しいものを目にしました。
遠くから見たときには壁に汚れがついているのかと思いましたが、近づいてみるとなんと、家の壁にレリーフが彫ってあるのです。模様の付いた壁というのを見たのは初めてです。
レンコン御殿

レンコン農家の収入は稲作農家のそれよりかなり高いという話をよく聞きます。それを象徴するかのように、稲作農家だと後継者問題が相変わらず深刻なのに対し、レンコン農家では後継者の問題が全然ないのだそうです。きょうの散歩で見かけた家は、きっと「レンコン御殿」なのかもしれません。