干し芋のあれこれ2015年12月03日

サツマイモを天日干しした“干し芋”は、11月~3月の期間だけ出回る季節商品です。以前から茨城の特産品になっているのですが、最近では茨城空港で人気商品になっているのだそうです。

今回のブログでは、その“干し芋”について紹介したいと思います。


サツマイモには、ホクホクした食感のものとネットリした食感のものがあります。ホクホクした食感のものは“焼き芋”に多く利用されており、ネットリした食感のものは“干し芋”に多く利用されているようです。

干し芋に用いられる品種として“紅はるか”が人気のようですが、最近では“紅はるか”よりもさらにしっとりした食感の“紅天使”という品種も出てきているようです。ただし、“紅天使”は数量が少ないせいもあり入手が困難なようです。

干し芋の形状として、大きくは“スライス”と“丸干し”の2種類があります。多く出回っているのは“スライス”のほうですが、食感と味の違いから“丸干し”の人気が高まっているようです。ほかに、“スライス”をさらに細切りにした“切り落とし”というのがあります。

これは“スライス”です。昔からある典型的な干し芋の形ですね。
 
スライスの干し芋

これは“丸干し”です。ふかしたサツマイモをスライスせず、皮だけ剝いて天日干ししたものです。
 
丸干しの干し芋

これは“切り落とし”です。
 
切り落としの干し芋

それぞれの商品の袋の裏には、このような説明書きがありました。
 
干し芋の説明書き

干し芋の価格(単価)は形状によって異なるようです。最も単価が高いのは“丸干し”で260円/百gほど、次いで“スライス”が220円/百gほど、“切り落とし”が150円/百gほどとなっています。“丸干し”は確かに美味しいのですが、価格を見ると気軽に買うというわけにはいかないようです。

ただし、上記単価は私が購入したお店のものであり、お店によってはだいぶ異なるみたいです。お店だけでなく、ブランドによっても大きく単価が異なっています。私が利用したお店には、このような高価(300円/百gほど)な商品も並べてありました。
 
高級品の干し芋


先日、散歩の途中で掘り出し物の干し芋を見つけました。形状は“切り落とし”のようなのですが、形が不揃いなので特価品扱い(125円/百g)となっていました。食べてみたところ、通常の干し芋(スライス、切り落とし)と変わりませんでした。見栄えが悪いので贈答用には向かないかも知れませんが、自分が食べる分にはお買い得品だと思います。
 
特価品の干し芋

“紅はるか”は干し芋に加工されるのが多いのですが、最近では焼き芋としても人気が出てきているようです。

余談になりますが、ネットリした食感でよく知られているサツマイモに、種子島産の“安納芋(あんのういも)”がありますよね。安納芋は糖度がかなり高いのが特徴なのだそうですが、残念ながら私はまだ食べたことがありません。

燃料価格が最安に!2015年12月04日

最近になってガソリン価格がどんどん下がってきています。これまで一つの壁になっていた120円/Lを突破し、あれよあれよという間に過去5年間の最安値になりました。先日の散歩で通ったガソリンスタンドにはこのような看板が出ていました。
 
燃料価格12月3日

昨年4月には消費税が5%⇒8%になったにもかかわらず、過去5年間で最安値ということは驚きです。原油の先物取引価格は、40ドル/バレル(WTI)ほどでこれまでに何回かあった最安値とあまり変わらないのですが、小売価格が記録的に下がっているのは何故なのでしょうか。

ガソリンだけでなく灯油価格も下がっているのは、これからの厳寒期に向けて喜ばしい傾向です。2014年2月頃の灯油価格が100円/Lほどだった(詳しくはこちら)のがウソのようです。


昨日の朝日新聞朝刊にはこんな記事が載っていました。現在の価格水準は5年8ヶ月ぶりなのだそうです。
 
新聞記事

この新聞記事における価格がセルフスタンドなどの安値店より高め(約130円/L)になっているのは、全国の平均値を扱っているからだと思われます。最近では過疎地のガソリンスタンドがどんどん閉店して、住民の人達は給油するのに遠方まで出かける必要があるのだそうです。全国平均の価格が高めなのはそのような地域の価格やセルフではないスタンドの価格が含まれているからなんですね。

この記事によると、この安値傾向はしばらく続きそうということなので、庶民にとっては喜ばしいニュースですね。

散歩による地球一周旅行 《その9》2015年12月07日

今年の歩行距離が5500kmを超えました。仮想の世界一周旅行における現在位置はポルトガル西端から約700kmのところです。
 
現在位置(全体)

今回のブログでは、前回(詳しくはこちら)に引き続いて、大西洋上にある“マデイラ諸島”を話題にしたいと思います。


マデイラ諸島は、現在位置から360kmほど南下したところにあります。
 
現在位置(拡大)

マデイラ諸島はポルトガル領で、“マデイラ島”、“ポルト・サント島”、“デゼルタス島”、“セルヴァジェンス島”から成っています。“マデイラ島”と“ポルト・サント島”には人が住んでいますが、“デゼルタス島”と“セルヴァジェンス島”は無人島です。次の地図には載っていませんが、“セルヴァジェンス島”はだいぶ離れたところに位置しており、“デゼルタス島”より270kmほど南下したところにあります。
 
マデイラ諸島

マデイラ諸島の首都はマデイラ島の“フンシャル”で、大多数の人がここに住んでいます。なかなか景色の良いところですね。
 
フンシャル市街①

リゾートホテルらしい建物がたくさんあります。
 
フンシャル市街②

マデイラ島には空港があり、ヨーロッパ各地からの直行便が来ています。
 
マデイラ空港

マデイラ島には平らな場所が少ないため、たくさんの柱を立てて滑走路を建設したようです。
 
滑走路

マデイラ島はヨーロッパ屈指のリゾート・アイランドで多くの観光客(とりわけ、イギリスやドイツ)が訪れるのだそうです。マデイラ島の特産品はワインで主要産業の一つになっているようです。それから、サッカーで有名なクリスティアーノ・ロナウド選手は、マデイラ島出身なのだそうです。

~ ~ ~ ~ ~
ヨーロッパ西端のポルトガルまであと700kmほどになりました。この調子で進めば、来年2月初旬頃には大陸に到達できるのではないかと思われます。そうなったら“世界一周”シリーズの再開です。

【註】 本ブログにおける写真や地図はGoogleマップからの引用です。
    また、地域の情報はWikipediaからの引用です。

“馬蹄型小銭入れ”を使ってみて2015年12月11日

これまで重宝して使っていた“馬蹄型小銭入れ”がボロボロの状態になったため、この夏に同様の小銭入れをネットで購入しました(詳しくはこちら)。

実は、購入した小銭入れをすぐに使い始めた訳ではなく、散歩中に汗をかく季節には汗で傷みやすいので、以前のものを使えるだけ使おうと思い、10月頃まで使い続けました。晩秋になり、汗によって傷む心配がなくなったので、新しい小銭入れを11月頃から使い始めました。

今回のブログでは、以前のものよりサイズが一回り大きい小銭入れを使ったときの印象について紹介したいと思います。


以前のものは、出かけるときに丁度良い程度に小銭を入れても、買い物をして釣り銭で小銭が増えると、パンパンに膨らんでしまうことがありました。そのように膨らんだ状態が度々あると本体の縫い目に負担がかかって糸がほつれてしまったり、素材の皮に無理な力がかかって縫い目から破れてしまうことがありました。

でも、新しいものだと釣り銭などで小銭が少々増えてもパンパンに膨らむようなことにはなりませんので、縫い目に過度な負担がかかることを心配しなくても良さそうです。また、コインの種類を選びながら取り出す皿の部分が広いのでさらに取り出しやすくなりました。
 
コイン取り出し皿

それから、お札を入れる場合にもサイズが大きくなったメリットのあることが分かりました。これまでのものではお札を四つ折りにして収納していましたが、新しいものだと三つ折りの状態で収納できますので、厚みが少なくなった分お札を多く入れることができるようになりました。
 
お札の収納

新しいものはサイズが大きいので、ポケットに入れにくくなったり、邪魔になったりしないかという心配が使う前にはありましたが、実際に使ってみるとそのような心配は杞憂であることが分かりました。ほとんどのポケットに無理なく入りますし、ポケットの中での納まり具合も以前のものより良くなってように思えます。

というわけで、新しい小銭入れについては以前にも増して重宝しています。あとは耐久性が以前のものに比べてどの程度かが気になるところですが、しばらく使って結果が出たときに紹介したいと思います。

我が家の庭 《12月度》2015年12月13日

今朝の空模様は曇り。天気予報によると、昼前から雨が降り出し、午後には降ったり止んだりの天気になるとのこと。

なので散歩は中止ということにして、現時点における我が家の庭の状況を紹介しようと思います。


11月初めから約1ヶ月間楽しませてくれた“皇帝ダリア”は一昨日の暴風雨でほとんどの花が散ってしまい、茎も折れてしまったので、思い切って根元からバッサリと切り落としました。残っているのは根元の部分だけです。来年春にはこの付近から新芽が出てきます。
 
皇帝ダリアの残骸

日だまりの場所に植えてあった“スイセン”が早くも開花しました。ごく普通の品種ですが、今の時期に咲いてくれるのは嬉しいです。
 
スイセン

テキトーに刈り込んだ“ドウダンツツジ”です。取り立ててきれいというほどではありませんが、例年よりも葉の色が鮮やかになりました。
 
ドウダンツツジ

我が家の庭には、ほかにも家内の趣味で集めた草花が咲いています。これは“すかしユリ”の一種で“ロリポップ”という品種だそうです。
 
すかしユリ

季節外れの“キンギョソウ”の花です。
 
キンギョソウ

これも季節外れの“キンセンカ”の花です。
 
キンセンカ

これも季節外れの“西洋スミレ”です。
 
西洋スミレ

これからの季節は気温が下がり霜も降りるので、ほとんどの花がなくなってしまいます。庭の花を楽しむのは次の春までおあずけですね。