NASの購入2016年02月12日

観たいテレビ番組がある場合、USBハードディスクに録画して自分の都合に合わせて視聴するようにしているのですが、録画した中にはDVDなどに焼いて保存しておきたいと思うものが時々あります。

USBハードディスクにそのまま残しておけば、とりあえずは保存できるのですが、ハードディスクが壊れた場合には諦めるしかなく、またテレビが壊れて買い替えた場合にはハードディスクが正常であっても視聴できなくなるという難点がありました。

そこで、これまでは次の図のような流れで、保存したい番組をパソコンに取り込み、DVDに焼いていました。
 
従来の保存方法

しかしながら、この方法ではパソコンへの取り込み段階で以前のアナログテレビの画質になってしまうのが難点でした。

液晶テレビ(東芝レグザ)の取扱説明書をみると、LANハードディスクを接続することが可能で、USBハードディスクからLANハードディスクへのダビングやLANハードディスクへ直接録画することができるようです。

であるなら、次のようなことができるのではないかと考え、LANハードディスク(以下、「NAS」と呼ぶことにします。NASとはNetwork  Attached Storageの略称です)の購入を検討しました。購入対象としたのは、比較的安価なバッファロー製のLS210D0201Cという製品です。バッファローのHPには次のような説明がありました(詳しくはこちらを参照してください)。
 
NASの利用例
                  ※ この図はこちらからの引用です。

この説明図の通りなら、これまでのDVD作成に替えて、NASを介してブルーレイに焼くことができる筈です。

購入対象としたバッファローの製品だと私の思惑に合うようですので、これを購入することにしました。購入にあたっては、ネット通販の“ノジマオンライン”を利用しました。ノジマオンラインは、手配状況を逐一メールで知らせてくれるので安心できます。また無料で配達時間帯を指定できるのもメリットです。

製品は注文してから届くまで4日かかりましたが、取り寄せの必要があったからとのことでした。化粧箱はこんな感じです。
 
NASの化粧箱

箱の中身(ハード)はこのようなものです。簡単なセットアップガイドの説明書は同梱されていましたが、詳しい取扱い説明書などのドキュメント類はネットからダウンロードして入手するようになっています。最近の電子機器では、このような方法でペーパーレス化するのがトレンドのようです。
 
購入したNASの外観

ここで余談になりますが、今回購入したNASの購入価格は2TBタイプで1.7万円ほどでした。同じ容量のUSBハードディスクに比べると値段が倍近くになります。NASだとどうしてこんなに高価になるのか疑問に思ったので、調べてみました。

そもそもNASは、LANにぶら下げてサーバーとして24時間365日連続して使うので、耐久性&信頼性が求められます。このため、USBハードディスクよりもはるかに厳しい基準をクリアしたハードディスクが使われているというのが主な理由のようです。また、インターフェースの違いも多少値段に影響しているかもしれません。

というわけで、とりあえずNASを購入しましたが、セットアップや利用方法をマスターするのに多少時間がかかりそうです。当初の思惑通りに使えたかどうかについては、次の機会に紹介したいと思います。