新病院への引っ越し ― 2016年02月28日
これまでのブログで何回か紹介してきた地域の総合病院(詳しくはこちら)が完成し、本日引っ越しするとの情報が入ったので、引っ越しの様子を見に行ってきました。
本日の引っ越しを実施するにあたり、旧病院から新病院までのルートを交通規制し、警察や自衛隊の支援を受けるとのことです。
本日の引っ越しを実施するにあたり、旧病院から新病院までのルートを交通規制し、警察や自衛隊の支援を受けるとのことです。

なので、かなり大掛かりになるのかと想像していたのですが、設備や機材などは別日程で実施され、本日の引っ越し対象となるのは入院患者だけのようです。
実は、一昨日の散歩のときに旧病院に立ち寄ってみたのですが、平日なのに外来受付や待合室はガラガラの状況でした。
外来受付のところには、「救急外来は2/26~3/1の間診療中止する」との案内が貼ってありました。

旧病院から新病院に機能をスムースに移し終えるよう、移転の期間中は外来患者の予約を入れないようにし、また救急外来の機能をストップさせたようです。
ということですので、本日の引っ越しは重機などを使った大規模なものではなく、救急車両や自衛隊の輸送車両を使った入院患者の輸送だけだったようです。
旧病院の救急外来玄関には、自衛隊の車両と支援要員がいました。
旧病院前の幹線道路は完全に通行止めされていました。
新病院までのルートにある信号交差点には警察官が張りついており、輸送車両が通るときにはノンストップで通過できるよう、手動で信号制御をしていました。
また、輸送車両を白バイが先導するような警察による支援が行われていました。輸送に使われた救急車は、県南地域の各消防署から集められたようです。救急車だけでなく、介護送迎用の車両も使われていました。
新病院の玄関には、輸送された入院患者をスムースに受け入れられるよう、多くのスタッフが待機していました。
このように、総合病院の引っ越しというのは、入院患者をいかに輸送するかが最重要課題になるんですね。ちなみに本日の引っ越し本番に備えて、これまで2回に渡るリハーサルを実施したそうです。
新病院での外来診療が始まるのは明後日(3/1)からだそうです。私のような部外者には見えないところで、医療機器の設置調整やコンピュータを使った管理システムの準備など、多くの関係者の努力によって新病院での診療が予定通りできるようになるのだと思われます。新病院での医療業務がスムースに開始できることを祈りたいと思います。