散歩による地球一周旅行 《その31》 ― 2017年04月19日
現在位置の経度は“東経78.54度”です。パキスタン北部を通過した後、パキスタン・インド・中国が領有権を主張している地域“ジャンムー・カシミール”も通過し、ついに広大な国“中華人民共和国(通称名「中国」)”に入りました。
現在位置を拡大してみると、次のようになります。“新疆ウィグル自治区”というところの南西の端で、山岳地帯の真っ只中です。
現在位置周辺の景色はこんな感じです。
山岳地帯であっても、人が住んでいる場所だとこんな感じになります。
新疆ウィグル自治区の面積は中国の省・自治区の中では最大で、中国全土の1/6を占めています。なんと!日本の約4.5倍なんだそうです。しかしながら、その面積の約1/4は砂漠が占めているので、新疆ウィグル自治区の人口は約2千万人しかいないのだそうです(中国全土の人口は約14億人)。
現在位置の北東部に広がっている砂漠は“タクラマカン砂漠”です。タクラマカン砂漠は人工衛星からはっきりと見えるのだそうです。きっとこんな感じに見えるのかもしれません。
それから、今の季節に日本に飛んでくる“黄砂”の発生源の一つがこのタクラマカン砂漠なのだそうです。
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この世界一周旅行で通過する国は中国が最後になるのですが、中国は国土が広大なので、東シナ海に出るまでは経度にして約42度(78度⇒120度)ほど進まなければいけません。これまで通ってきたルートを42度分戻ると、シリアの西海岸あたりになります。このあたりを通過したのは昨年の9月初めであったことを考えれば、これから東シナ海に出るまであと8ヶ月ほどかかることになります。中国って本当に広大な国ですね。
【註】 本ブログにおける写真や地図はGoogleマップからの引用です。
また、地域の情報はWikipediaからの引用です。