扇風機の更新2025年06月18日

これまで使っていた我が家の扇風機はACモーター方式のものです。使用年数が数十年とだいぶ経っており、リモコンが利かなくなるなどの不具合が多くなってきましたので、この際思い切って更新することにしました。

新しい扇風機はDCモーター方式で、コイズミ製のKLF-3021/Wという型番の製品です。リモコン付きで全体外観はこんな感じです。
 
本体

この扇風機のセールスポイントは、
   ・DCモーターで12段階の速度調整が可能
   ・上下首振りは、上90度、下10度が手動で可能
   ・左右首振りは、40度、70度、110度がスイッチ操作で可能
他に、オン・オフタイマー機能やおまかせ作動機能などがありますが、私にはあまり魅力的な機能ではありませんので、ここでは触れないことにします。

使ってみた印象としては、まず速度調整については12段階があれば十分と感じました。微妙な風速から最大風速まで細かく調整できるので、とくに不足を感じるようなことはなさそうです。DCモーターは比較的小型にまとめられており、軽量なので持ち運びが楽にできます。モーターの唸り音もほとんど聞こえません。そのモーター部を背面から見るとこんな感じです。
 
モーター部

首振り機能については、上下方向は手動で調整するようになっていますが、とくに不便だとは思いません。真上に向けられる機能は、暖房時にサーキュレーターとして使用することを想定した設計のようですが、レビューは次の冬までおあずけです。
 
上下首振り

左右方向については、狭い範囲での首振り機能の扇風機を探していたのですが、40度と狭い設定ができるのはこの機種だけでした。実際使ってみると、一人で使っている分には40度だと微妙に風の揺らぎがあって丁度良い感じです。これなら最近流行の揺らぎ機能(速度を変動させる機能)は無くても十分です。首振りの動きもギクシャク感なく滑らかな動きで、また音も静かで好印象です。

さらに、首振り機能をオンにした状態で電源をオフにすると、自動的に正面向きに戻してから停止するようになっています。この機能はなかなかのスグレモノです。ただし、この機能のために普通の扇風機のように手動で左右に動かすことができないので取扱いには注意が必要です。

操作部については、本体の操作パネルと同じ操作がリモコンでできるようになっており、リモコンの感度も良好で全く問題なしです。
 
操作部

この機種を実際に使ってみて“惜しい!”と思われる点が一つだけありました。それは本体を持ち運びするときのハンドル位置です。通常の使い方だと上下の首振り位置は水平が標準なのですが、ハンドル位置がやや前方に偏っているため持ち上げる度に2段階ほど上向きに動いてしまいます。このハンドル位置が上下首振りの回転中心と一致していれば満点だったのですが、、、、唯一惜しまれる点です。

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