高圧洗浄機から水漏れ2025年10月16日

2018年11月に購入した高圧洗浄機(ケルヒャー製K2 Classic)を使っていたら、本体底面から水漏れしているのに気付きました。それがポタポタという漏れかたよりも多い状態でした。このような状態で使い続けたら内部の電気回路を濡らすことになって危険なので、何とか修理できないものかと挑戦することにしました。

しかしながら、ケルヒャー製品はユーザーが安易に分解できないようにするためか、特殊ねネジを使っています。トルクスネジという頭が5角形の穴の形状になっています。普通の6角レンチではこのネジを回すことができません。

でも、趣味で集めたいろいろなドライバーセットを探したら“ありました!”。
 
トルクスネジ

早速分解してみたところ、内部はシンプルな構造になっていました。
 
内部構造

この状態で水道に接続して水漏れ箇所を調べてみました。当初は給水の接続部あたらかな?と想像していたのですが、接続部はまったく問題ありませんでした。 

給水接続部

そこで、さらに分解して高圧ポンプを確認したところ、高圧を発生させるプランジャー部分から漏れていることが分かりました。
 
高圧ポンプ部

プランジャー部分からの漏れでは素人の手に負えません。諦めるしかなさそうです。

このままの状態で使い続けると、電気回路に漏れた水が回り込んで非常に危険ですので、この高圧洗浄機は廃棄することにしました。

次に購入するときには、ケルヒャー製ではなく国内メーカーのものだったらどうかな?と考えています。我が家では高圧洗浄機を頻繁に使うわけではないので、しばらく次の機種について検討してみようと思います。

血圧計からスマホにデータ転送する方法2025年10月07日

このたび購入した血圧計(オムロン製HCR-7204T)は、Bluetoothという通信方式を使って血圧計からスマホへのデータ転送ができるようになっています。この転送方法(手順)がややこしいのでなかなか理解できなかったのですが、いろいろ試してようやくやり方が理解できました。今回のブログでは、その方法について紹介したいと思います。

データの転送にあたっては、「血圧の測定データをスマホに転送する」ための操作をすべてスマホ側で行います。まず、スマホアプリ(OMRON CONNECT)のホーム画面上部にある両矢印(図中の赤丸)をタップします。
 
転送開始

このとき、スマホ側のbluetoothがオフになっていると、「OMRON CONNECTが機器と通信できるようにbluetoothをONにしますか?」というメッセージが表示されるので「OK」をタップします。次に「OMRON CONNECTがbluetoothをONにしようとしています」メッセージが表示されるので「許可」をタップします。これでスマホのbluetoothがON状態に切り替わります。

スマホのbluetoothがON状態に切り替わったら、次に血圧計とスマホの通信接続(ペア設定)の操作になります。まず、ホーム画面にある両矢印を再びタップします。すると「データ転送」のダイアログが表示されるので、血圧計の型番の部分をタップします。
 
データ転送

ペアリクエスト」のダイアログが表示されたら、「ペア設定して接続」をタップします。すると確認画面が出て「このデバイス(血圧計の意味)をペアに設定しますか?」と表示されるので、「ペア設定する」のボタンをタップします。

これでデータ転送の準備ができたことになります。再びホーム画面に戻りますので、画面上部の両矢印をタップします。再度「データ転送」のダイアログが表示されるので血圧計の型番の部分をタップします。するとダイアログ画面の下に「転送中」と点滅表示されて転送が始まります。

転送が完了すると「転送完了」という表示に切り替わります。これで「血圧データの転送」は完了です。

転送が無事にできたかどうか確認するには次のように操作します。OMRON CONNECTアプリのホーム画面上で、血圧の部分をタップして血圧データの画面に切り替えます。

次に画面上部の縦にドットが3つ並んだ部分をタップすると、メニューが表示されますので「測定結果一覧」を選択します。一覧表の「血圧の値」や「日付・時刻」から、データが無事に転送されているか確認できます。

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今回いろいろ試してみて気付いたことは次の通りです。
  ●この一連の作業において、血圧計の電源が入っていなくても電池が入れてあれば
   問題なく転送できるようです。
  ● アプリは、この作業以前にスマホに転送してあったデータを参照して、追加分だけを
   転送するようです。
  ● 血圧計のほうには最大14回分の測定データしか保存されないので、転送データの量は
   最大でも14回分です。14回を超えると以前のデータは順次上書きされてしまいますので、
   それ以前にスマホに転送する必要があります。
  ● 取扱い説明書によれば、OMRON CONNECTアプリの設定で、画面データ転送を自動的に
   行うこともできるようですが、自動的に行われるタイミングが分かりにくいので、手動操作で
   確実に転送するのが良さそうです。

なお参考までに、自動転送の機能をオフにする方法を以下に記します。
  ● OMRON CONNECTアプリの画面を「ホーム」から「機器」に切り替え、
   血圧計(HCR-7204T)をタップします。
  ● 血圧計に関する設定画面が出たら、「自動データ転送」のスイッチをOFFにして
   画面上部にある「保存」をタップします。

自動転送

新しい橋の建設2025年09月23日

サイクリングロードに沿ったところに、新しい橋の建設工事が進められています。これまで両側の橋脚相当の部分が作られていたのですが、この度ようやく橋桁が架けられました。

全体外観

この橋と道路を接続するための工事はこれからなので、通行できるようになるまではまだまだかかりそうです。

それにしても、従来の橋の隣にこんな感じで新しい橋を建設する意味がよく分かりません。
 
新旧の橋

もしかしたら、サイクリングロード専用の橋なのかも知れませんが、サイクリングロードとどのように接続するのかイメージできません。

完成後、どのような形で運用されるのか明らかになるのが楽しみです。

ディスプレイポートについて2025年09月08日

Windows11に対応したPCを購入したついでに、これまで15年以上使ってきたディスプレイも更新することにしました。選定した機種はこれまでよりちょっと大きめの27型(KTC H27T27、解像度2560×1440)です。


購入したモニター


この機種で注目したのは画面の大きさだけでなく、インターフェースが充実している点です。HDMI2ポート、DPDisplay Portが1ポート装備されています。


DP端子


以前調べたところによると、DPを使えばマルチ画面が簡単に設定できるみたいなんです。ゆくゆくは、DPケーブルだけを使ってマルチ画面にしようと考えた次第です。

 

しかしながら現物を入手してみると、DPケーブルは付属しておらず、説明書にはマルチ画面接続方法についての記述はありませんでした。

 

そこで、最近調べ物があるときに重宝している“ChatGPT”に尋ねてみました。その結果は「複数のディスプレイを数珠つなぎに接続する機能を有するディスプレイは限られている」そうなんです。数珠つなぎに対応しているのはDELLLenovoHPのディスプレイにあるのですが、すべてではなく一部の限られた機種だけのようです。

 

複数のディスプレイを数珠つなぎに接続する機能はMSTMulti-Sream Transportの略称)と呼ばれ、この機能を実現するにはディスプレイ側にDP in端子DP out端子の2つを備えている必要があるのだそうです。さらに、PC側のグラフィックボードもMSTに対応している必要があるのだそうです。ちなみにWindowsの場合は対応しているそうですが、Mac OSは非対応だそうです。

 

今回購入したディスプレイにはDP in端子が1個しか付いていないので、単にディスプレイポートを使った画像表示しかできないということのようです。当初の私の目論見はもろくも崩れ去ったという訳です。

 

参考までに、ディスプレイポートについてのその後の調査で次のようなことが分かりました。

 ●  ディスプレイポートという規格はこれまでのDVIの後継を狙った規格である

 ●  2006年にVer 1.0の規格が発表され、その後2009年にVer 1.22014年にVer 1.32016年にVer 1.42019年には最新のVer 2.0と進化している

 ●  MSTに対応できるようになったのはVer 1.2以降である

Mac OSが非対応ということを考えると、このインターフェース規格が普及するかどうか微妙ですね。


ノートPCのバッテリー交換2025年08月01日

これまで使っていたノートPC(DELL Inspiron5570)のバッテリーがヘタってきたようです。100%まで充電した状態でバッテリー駆動に切り替えると5分程度で強制的にシャットダウンされてしまう状態になりました。

こんな状態では持ち運びできないノートPCとなってしまうので、バッテリー交換することにしました。このマシンには、購入時Windows10がインストールされており、この秋にWindows10のサポートが終了するのですが、幸いにもWindows11にすんなりアップデートできたので、バッテリーさえ交換すればしばらくは使えそうです。

まずは、バッテリー仕様を確認するために本体(ベースカバー)を分解しました。内部はこんな感じになっていました。
 
分解した状態

バッテリーの外観を確認したところ、少々膨れていてブヨブヨした状態になっていました。同じ仕様のバッテリーを購入するついでに、空きスペースになっている“sATAドライブ”やメモリースロットがあったので、sATA仕様のSSDや8GBのメモリーも用意することにしました。それから、購入後8年経過しているマシンなので、念のためボタン電池も交換することにしました。

用意した部品を組み付けるとこんな感じになります。次の写真は新しいバッテリーを組み付けた状態です。
 
新しいバッテリー

メモリーも外観は異なりますが一応スロットに収まりました。右側が従来のメモリー、左側が増設したメモリーです。
 
増設メモリー

sATA仕様のSSD(256GB)も空きスペースに問題なく設置できました。
 
SATAのSSD

ボタン電池を外すとバイオスが初期状態に戻ってしまうので、交換前のバイオス設定状況を一応記録しておきました。ボタン電池を外して電圧を確認したところ、3.05vありましたのでまだ使えるのですが一応新品に交換しました。

すべての作業を終えて電源を入れました。バッテリーは正常動作しており、しばらく充電してからバッテリー状態を確認したところ、以下のように「推定残り時間6時間16分」と表示されていました。全く問題なさそうです。
 
バッテリー交換後

増設したメモリーも認識されて合計16GBになっていました。増設したSSDドライブも認識されてAドライブに割り当てられていました。
 
追加したドライブA

これで、このノートPCはしばらく普通に使えそうです。ただし、購入したバッテリーは適応品ではあるものの純正品ではないので、発熱の有無に注意しながら使う必要がありそうです。