Windows 7 の導入2014年12月16日

これまでパソコンのOSにはWindows VISTAを使っていたのですが、最近になって調子がイマイチのところがあって我慢できなくなり、OSをWindows 7にアップグレードしようという気になりました。

調子がイマイチというのは、時々ウェブ・ブラウザが一時的にフリーズしてしまうんです。一時的というのは、応答しなくなっても1分ほど待つと自然に復帰するという意味です。いくら自然に復帰するからといって、ネットで調べ物をしているとき途中で中断されるのはたまりません。

これまで原因究明と対策を試みた結果、Norton Internet SecurityのIDセーフという機能が“悪さ”をしているらしい(※)ことまでは何とか突き止めたのですが、対策を打てるところまでは究明ができていませんでした。

※ Norton Internet Security画面の「IDセーフ」というところのスイッチをオフにする(図中の赤で囲った部分)と、症状が出なくなります。しかしながら、この機能が使えないとなるとNorton Internet Securityを使うメリットが半減してしまいます。
Norton Internet Security画面

詳しい原因は分からないのですが、「Windows VISTAとの相性が最近悪くなってきているのでこのような症状が出るのではないか」と考え、OSをWindows 7に切り替えることにしました。もちろん、これだけの理由ではなく、OSをより新しいものにしてみたいという私の“新しもの好き”が頭をもたげたこともあります。

OSを切り替える前に、どのようなデメリットが生じるのかについて予め調べました。Windows VISTAからWindows 7へのアップグレードにより、一部のアプリが使えなくなるようですが、ユーザー環境はそのまま移行できるようです。ユーザー環境をそのまま移行できるなら、再セットアップの手間が省けるので比較的短時間で移行できるのではないかと思われます。

早速、アップグレード作業を行いました。これはWindows 7インストール用のDVDです。
インストール用DVD

インストール後は、ほどなく自分の作業環境で作業できるようになりましたが、最も厄介だったのがメールソフトの切り替えです。

これまではWindows VISTAに付属していた“Windows Mail”を使っていました。ところが、Windows 7の場合メールソフトが付属しておらず、“Windows Live Mail”というソフトをダウンロードしてインストールする必要があるのだそうです。

さらに、これまでのメールデータを取り込む(インポート)作業が必要となります。作業自体はそれほど難しくはないので、何とかインポートができました。この作業で気付いたのは、インポートの対象データが、メッセージを階層化したフォルダーで整理したものだと、下層のデータがうまくインポートできないみたいです。すべてをインポートするには、階層化した構造をフラットな構造にに変更する必要があります。

メールソフトの他に、私がよく使っている“Adobe Photoshop Element 7”というソフトのバージョンが古かったので、Windows 7との互換性が事前確認では「」でしたが、Windows 7の環境下でも問題なく使えることが確認できました。

アップグレード後のWindows 7のプロパティ画面です。Windows Updateのデータが沢山溜まっていたので、アップデートの作業を何回も行う必要がありました。
PCのプロパティ画面

Windows 7のデスクトップ画面はこんな感じです。これまでとあまり変わりありませんね。
デスクトップ画面

スタートメニューもこれまでと使い方が同じです。ただし、スタートメニューの中身は従来のものが移行できなかったので、新たにセットアップする必要がありました。
スタートメニュー画面

これで、新しい環境でパソコンを使えるようになりました。今後はWindows 7の新たな機能を確認しながら、細かいところを自分の好みにカスタマイズしていきたいと思っています。