インターネットが繋がらない!!! ― 2015年06月07日
一昨日の夕方、いつものようにパソコンを使っていたら、メールやウェブブラウザが使えなくなりました。
「なんだぁ???」と思いながら状況を把握しようといろいろ調べたら、タスクトレイに表示されている“ネットワークアイコン”に黄色い三角マークが付いているのに気づきました。
「なんだぁ???」と思いながら状況を把握しようといろいろ調べたら、タスクトレイに表示されている“ネットワークアイコン”に黄色い三角マークが付いているのに気づきました。

もっと詳しく知るために、“ネットワークと共有センター”を開いてみたら、このような状態であることが表示されました。
どうやら、LANケーブルで接続した先(ルーターの上流側)に問題があるみたいです。ちなみに、ルーターからPCまでのところに問題がある場合には、タスクトレイのアイコンはこのような表示になり、

“ネットワークと共有センター”を開くと、このような表示になります。
以上より、ルーターを含めた上流側に問題があると思われます。ルーターの状態表示を確認したところ、次の右側のような状態になっていました。

取扱説明書によれば、左側が正常な状態におけるランプ点灯パターンです。問題の原因がルーターにあるのかどうかは分かりませんが、少なくともルーターはまともに作動していないようです。
ここで一つ考えられるのは、ルーターの設定がおかしくなってしまったということです。設定画面を開いて接続先などの設定内容を確認しましたが、とくに問題はなさそうでした。
ルーターの次に、光回線の終端装置を作動状態を確認しました。表示ランプは次のような状態になっていました。

取扱説明書によれば、4個のランプすべてが点灯しているのが正常な状態とのことなので、この終端装置も正常な作動状態ではないみたいです。
このようなときには、電源を一旦オフにして再起動するのが常道です。終端装置とルーターの電源をオフにした後、上流側の終端装置からオンにし、その後ルーターをオンにしました。
結果は、変わらないどころかかえって悪い状態になったみたいです。終端装置のランプが次のように2個しか点灯しなくなってしまいました。

これまではPCのインターネットが使えないだけだったのが、今度は“ひかり電話”までもがウンともスンとも言わなくなってしまいました。最悪です。
ここまでの作業で夜も更けてきましたので、これ以上の原因究明はド素人の私にとって無理と判断し、翌朝NTT東日本の故障受付に電話することにしました。
こんな状態なので固定電話(ひかり電話)が使えないため、携帯で無料回線(0120......)に電話しましたが、まるで繋がりません。別の番号を探してトライしましたが、それもダメでした。そんなことをしているうちに、お昼になってしまったので腹ごしらえをし、午後になってから、“局番なしの113”にトライしてみることにしました。こちらの回線だと何とか繋がりましたが、自動応答でメッセージを入れる方式でした。この回線以外には繋がりそうもないので、メッセージを入れて折り返しの連絡を待つことにしました。
1時間ほどで折り返しの連絡があり、ようやく状況を話して対策をお願いすることができました。
その後の連絡によると、このような不具合は我が家だけではなく、数軒から苦情がきているので、かなり上流側に原因がありそうだと考え、電柱のケーブルや地下ケーブルの点検をしているとのことでした。
さらに本日朝の連絡によれば、原因が地下ケーブルにあることが判明したので、昨夜復旧工事を実施したとのこと。早速、ひかり電話やインターネットのつながり具合を確認したところ、完全の状態に戻っていました。とりあえず、メデタシです。
今回の不具合では、さんざん振り回されてしまいましたが、だいぶいろんな知識が増えたので、今後このような事態が生じた場合に備えて対応のノウハウをメモにまとめておくことにしました。
余談ながら、NTT東日本からの電話があったときに、「今回のように突然通信ができなくなったことによって多額の損害が生じた場合には、その賠償についてはどのような扱いになっているのか」を尋ねてみたところ、「1日を超えて不通になった場合には、日割りで利用料金を払い戻すが、それ以外の損害については賠償の対象外」とのことでした。
考えてみれば、停電によっても同じリスクが生じることになり、上記のような対応は常識なのかもしれません。突然の停電や通信不能によるリスクの管理は自分の責任でやるしかないのですね。