フィットで気付いたこと (その23) ― 2024年12月26日
我が家の買い物グルマ“フィットe:HEV”で気付いたことを紹介するシリーズのブログです。
今回のブログでは、ヒーターのON/OFFの仕方によってコンプレッサとの連動が異なることについて紹介したいと思います。
ヒーターを入れる場合、ファンスイッチの操作の仕方が2通りあります。その一つはファンスイッチを押してONにする方法で、もう一つはファンスイッチのダイヤルを回してONにする方法です。
実は、この操作方法によってコンプレッサとの連動が変わることに最近気付きました。
まず、ヒーターがOFF状態のときはこんな表示になっています。
ファンスイッチを押してONにすると次のような表示になり、コンプレッサ停止中を示す“A/C OFF”が点灯します。ただし、この表示が出るのは、以前にヒーターをONにしていたとき、A/Cスイッチを操作してコンプレッサがOFF状態になっていた場合です。つまり、ファンスイッチを押してONにした場合には以前の状態(ファン速度も含めて)が再現されるんですね。
一方、ファンスイッチのダイヤルを回してONにすると次のような表示になり、コンプレッサ停止中を示す“A/C OFF”は点灯しません。また、ファン速度は最低速度から始まり、ダイヤルの回し方によってファン速度が決まります。
私は「冬場のヒーター使用時にはコンプレッサを作動させたくない」と考えているので、ダイヤルを回してONにした場合にはいちいちA/Cスイッチを操作してコンプレッサをOFF状態にする必要があり面倒です。
なので、私の使い方では「ファンスイッチを押してONにする」という方法が良いみたいです。
ちなみに、コンプレッサONの状態でA/Cスイッチを操作すると“A/C OFF”の表示が出るのですが、さらにもう一回操作すると“A/C ON”という表示が出ます。でも、いつの間にか“A/C ON”は消えてしまうんです。たぶん“A/C ON”はデフォルトという考え方の設計なので、なるべく表示しないようにしているのかも知れませんね。
最後に蛇足になりますが、“AUTO”ボタンを押してももちろんONになります。でも、いきなりファンが高速で回り始めることが多いので、私はあまりこの方法を使わないようにしています。