錆びた鉄ホイール2021年10月22日

ショッピングモールなどの大きな駐車場に停めてあるクルマを見ると、鉄ホイールを装着したクルマの中にはホイールが茶色に錆びてしまっているのがあります。最初に見たときには「どういう使い方をするとこんなに錆びてしまうのか?」と不思議に思ったのですが、いろんなクルマをじっくり観察してみると、鉄ホイールが錆びてしまっているクルマが決して珍しくはないことが分かりました。
 
錆びた鉄ホイール

写真からも分かるように、鉄ホイールが錆びているクルマは特定のメーカーに多いわけではないようです。また、軽トラックなどのようにホイールカバーのないクルマでは、次の写真に示すようにサビは全く見られません。
 
軽トラの鉄ホイール

ホイールカバーが付いたクルマにサビが発生している例が多いのは、「ホイールカバーがあればそこそこきれいに見えるので、内部の鉄ホイールのメンテナンスをほとんどしない」ということがサビを呼ぶことに繋がっているように考えられます。


このようなことがあろうかと思い、以前に使っていた買い物グルマ“パッソ”では、冬タイヤを装着した鉄ホイールをきれいに水洗いしてワックスがけをするようにしました。ワックスは半練りの安物ですが、春先に夏タイヤに切り替える際に水洗いしてからワックスがけをするようにしました。年に1回というわずかなメンテナンス頻度ですが、翌年のメンテナンスの時期にはまだワックス効果が残っていて汚れが簡単にとれることが分かりました。

このようなメンテナンスを心がけたせいか、12年経過しても鉄ホイールはサビ一つ無いピカピカの状態を維持できました。

パッソの次の買い物グルマ“フィット”も「鉄ホイール+ホイールカバー」という仕様なので、パッソと同様なメンテナンスを行うことにしました。フィットはまだ1年半しか経過していないので、サビらしいものは全然出ていませんが、全くメンテナンスしていなかったようで、かなり汚れが蓄積していました。

きれいに水洗いした後にワックスがけをしたら、見事にツヤが出てピカピカになりました。写真上段の左がオモテ側、右がウラ側になります。写真下段の左はホイールのみをクルマに装着した状態、右はホイールカバーを付けた状態です。
 
メンテ後の鉄ホイール

冬タイヤをどうするかはまだ検討中ですが、冬タイヤを購入することになったらパッソのときと同様、鉄ホイールを冬タイヤ用にしようかなと思っています。