「かなづかい」について2013年01月01日

あけましておめでとうございます。
今年は、これまでよりも話題の対象をもう少し広げながら、ブログを続けていきたいと思います。年明けの第1弾は、先日の「私の文章チェック方法」に続いて、国語に関する話題です。


私はこれまで、「地理(ちり)」のように濁らない読みが「」の場合、濁る読みでは「」というかなづかいをするものとなんとなく理解していました。

しかし、この「」という漢字を例にとってよく考えてみると「地面(じめん)」や「地震(じしん)」のように、濁る場合に実際に使われているのは「」のほうなんですね。また「」の場合にも、「治験(ちけん)」や「統治(とうち)」に対して「政治(せいじ)」のように「」になっています。

どうも私のこれまでのなんとなくの理解が間違っていたようです。そこで、ネットで「かなづかい」について調べてみました。いろいろ出てきましたが、ウィキペディアにもっともらしい説明が詳細になされていました。

ウィキペディアの記事によれば、難解な歴史上のことはともかくとして、現代社会では「現代かなづかい」に定められた以下の原則に従っているようです。

「現代かなづかい」では、原則「ぢ/づ」は使わず「じ/ず」を使うとした上で、「はな・ぢ (鼻+血)」や「みか・づき(三日+月)」のように二語の連合(及び「つづく(続)」や「ちぢむ(縮)」のような同音の連呼)により連濁が生じた語に限 り、例外として「ぢ/づ」と書くとしている。”(ウィキペディアからの引用)

かなづかいの原則は、
   「つ」⇒「ず」   「ち」⇒「じ」
という表記であり、
   「つ」⇒「づ」   「ち」⇒「ぢ」
という表記は例外的な扱いなんですね。このブログのタイトル「かなづかい(仮名遣い)」や「きづく(気付く)」、「こづかい(小遣い)」、「しづらい(し辛い)」などは、“二語の連合”なので例外扱いにより“づ”という表記にしているんですね。う~ん、難しい!!!

私なりに整理すると、“複数の漢字で一つの言葉となる場合には上記の原則に従って「ず」「じ」と表記し、複数の言葉を組み合わせた場合には「づ」「ぢ」の表記もあり得る”ということなんですかね。

ちょっと話が逸れてしまいますが、私は“複数の言葉の組み合わせ”のことを「熟語」というのかなと思っていました。念のため辞書(大辞林)を引いてみたところ、
  ①二つ以上の単語が結合してできた語
  ②二つ以上の漢字の結合してできた語
の二つの意味があるんだそうです。ということは、上述の“複数の漢字で一つの言葉”も“複数の言葉の組み合わせ”も「熟語」ということになるんですね。う~ん、これまた難しい!!!

いや~、勉強になりました。ひょっとすると、私はこれまでいろんなところで間違いをして恥をさらしてしまったのかもしれません。還暦を過ぎた年齢になってもまだまだ知らないことが多いですね。

バンパー部のメクラ蓋2013年01月02日

これまで気付いていてもあまり気にしていなかったのですが、バンパーにメクラ蓋が付いているクルマがあります。
 

最近のクルマにはこのメクラ蓋のある車種が多いように思われるので、最近購入したパッソの取扱説明書を読んでみました。ちなみに、パッソのバンパーにはこのようなメクラ蓋が付いているんです。
バンパーのメクラ蓋

取扱説明書によれば、“故障などで牽引してもらうときに、このメクラ蓋を外して専用の牽引フックを取り付ける”のだそうです。クルマに備え付けられた工具等の中に牽引用フックとなる「アイボルト」が入っているとの説明もありました。下の写真で、先がリング状になったものが「アイボルト」です。
標準装備の工具


私の昔ながらの認識では、“牽引ロープを使うときには、エンジンがマウントされているサブフレームやロアアームに引っ掛ける”というものでしたが、最近ではだいぶ様変わりしているようです。

興味をもったついでに、最近のクルマでは牽引フックがどのようになっているのか現行の車種を中心に調べてみました。最近では、WEB上で大抵のクルマの取扱説明書を閲覧することができるので、こういうときには便利なんです。


●牽引してもらう場合のフック(フロント側)
最近のクルマは滅多に故障しないので、牽引してもらうことは非常に希だと思われますが、どのクルマでも万が一の事態に備えて牽引されるための設計上の配慮がなされているようです。すべての車種について調べたわけではないのですが調べた範囲で言えば、その配慮には2種類の方式があるみたいです。

圧倒的に多かったのは、バンパーのメクラ蓋を外し、備え付けのアイボルトを取り付けて「牽引用フック」として使う方式です。

もう一つは、サブフレームの下部に「牽引フック」を最初から取り付けておく方式です。この方式はミニバンなど比較的重量の大きい車種に使われているようです。

バンパーにメクラ蓋のある車種の場合、付属の工具袋に「アイボルト」が必ず入っていると考えて良いでしょう。念のため、自分のクルマを一度確認されるのが良いと思います。


●他車を牽引する場合のフック(リヤ側)
牽引してもらうこと”よりもさらに希と考えられるのが、“他車を牽引すること”です。このためか、他車を牽引できるよう設計上の配慮がなされている車種は少ないみたいです。

他車を牽引できるとされている車種では、「アイボルト取り付け方式」と「備え付けの牽引フック方式」の2種類があります。ただし、いずれの方式でも自車よりも重量の小さいクルマの牽引が前提となっているようです。

これらの他に、“雪道などでスタックした場合の脱出用”として、後部床下に取り付けられたフックを使うことができるとされている車種があります。このフックは元々輸送時の固定用フックなのですが、可能とされている車種ではスタックからの脱出に使える程度に補強してあると思われます。スタックからの脱出用ということなので、「牽引用」ではなく「被牽引用」ということになります。

“他車を牽引できる”または“スタックからの脱出用に使用できる”との記述がない車両では、リヤ側に牽引ロープを引っ掛けることは想定されていないようです。もっとも厳しい注意書きとして、“フックの形状をしたものが付いているが、これは船舶輸送時の固定フックなので、トレーラ輸送時の固定や牽引などへの使用は不可”というのがありました。取扱説明書を読まないまま、フックらしいものがあるのでつい使ってしまいそうです。結果を考えると怖いですね。


★今回の調査で得られた教訓
「牽引」や「被牽引」など、日常的でないことをやる場合には、前もって必ず取扱説明書でしっかり確認しましょう!

散歩の歩行実績2013年01月03日

昨年の7月30日のブログに書いたように、私が散歩するときは緊急連絡用として携帯電話を携行しています。その携帯電話には歩数計の機能がついているので、これまで散歩における歩行実績」を記録してきました。


昨年の歩行実績は、以下のようになります。
歩行の実績
このグラフに示した「いきいき歩数」とは、生き生きとした歩き方のときだけカウントした値のことを意味します。

以前のブログに書いたとおり、5月までのデータは散歩中の携帯電話の収納場所が不適切だったことによる誤差が含まれているため、参考値として黄色いプロットにしてあります。

また、9月までは午前か午後のどちらかに1回だけの散歩だったのを、10月からは“午前に1回、午後に1回”のパターンに切り換えたため、結果的に1日の累積歩数がそれまでよりも多くなっています。

ちなみに、1回の散歩ではかなり頑張らないと13000歩以上になりませんが、2回に分けるとそれほど苦労せずに16000歩を超えることができます。歩数をかせぐなら散歩を何回かに分けると良いみたいです。

1年間の歩行データをヒストグラムにすると次のようになります。
歩数のヒストグラム

最も頻度が高いのは12000歩~14000歩の区間で、113日になっています。また、0~2000歩の区間に該当するのは47日間で、悪天候や用事で散歩できなかった日数です。これを平均してみれば、1週間に一度程度は散歩できなかった日があるという計算になります。

次に、計数誤差が小さい6月以降のデータで統計値をみると、以下のようになります。
 ①「いきいき歩行」の累積歩数: 約231万歩
 ②「いきいき歩行」による累積歩行距離: 約1660km
 ③平均の歩行速度: 
毎分114.8歩(4.96km/h)
 ※上記②および③については、歩幅を72cmとした場合の計算値

“塵も積もれば山となる”という諺がありますが、1年間散歩を続けると2千キロを軽く超えてしまうような距離を歩くことができるんですね。歩行速度については、決して早歩きとは言えないような数値であり、本来なら有酸素運動となる100m/分(6km/h)以上が望ましいのですが、私の場合、継続できる歩き方のほうを優先した結果です。

また、6月以降のデータを用いて「いきいき歩行」における歩数と歩行時間の相関をみると、次のようになります。
歩数と歩行時間の相関

きれいに一直線になっていますね。これは、歩行速度の変化が小さいことを意味しています。炎天下を歩くときにはだらけた歩き方になり、寒風の中を歩くときには急ぎ足になるという感覚なのですが、データでみると意外と変化が小さいんですね。

参考までに、毎日の歩行速度データから標準偏差を算出してみると、2.24歩/分という値でした。つまり“大多数の歩行速度データは、114.8±2.24歩/分の範囲に含まれる”ということになります。


今年も、健康維持のため散歩を積極的に行おうと思っています。

東京スカイツリーからの地デジ電波2013年01月05日

半年前の情報では、東京スカイツリーから地デジ電波が送信されるのは年明けということになっていましたが、その後実施した試験運用の結果、一部地域で受信できないなどの問題が見つかったため、本格運用は5月頃まで延期されたようです。

5月までの間、問題解決に向けて定期的にごく短時間の試験運用することになったようです。“1月度には毎週土曜日の早朝に東京スカイツリーからの試験放送を行う”との情報を得たので、きょうは4時半に早起きして地デジのアンテナ受信レベルをチェックしました。

我が家の地デジ・アンテナについては、8月12日のブログで紹介しましたように、「水平偏波用」と「垂直偏波用」の2種類設置しています。東京からの電波は水平偏波で送信されているらしいので、今朝の受信レベルチェックでは水平偏波用のアンテナを使いました。また、受信レベルのチェックには、これまでと同様に「八木アンテナ製のDTC110」という地デジチューナーを用いました。

試験放送は4:58~5:00の2分間だけですので、素早くチェック作業を行う必要があります。ついでながら、東京タワーからの電波と比較できるように、試験放送の前後の受信レベルも併せてチェックしました。

受信レベルチェックの結果は、以下のとおりです。なおカッコ内には、参考として記録したCN比(dB)も示しておきます。
 【CH番号】 <試験放送直前> <試験放送中> <試験放送直後>
   21      76(31)        86(34)       79(32)
   22      69(28)        83(33)       71(29)
   23      77(31)        80(31)       80(32)
   24      59(24)        65(26)       67(27)
   25      53(21)        61(24)       62(25)
   26      72(29)        74(30)       75(30)
   27      74(30)        78(31)       79(32)


実際の数値は微妙に変動していることを考慮すれば、“劇的に受信レベルが向上”といったことはないと思われます。ただ、民放の2つのチャンネル(TBS、フジTV)には10程度のレベル向上があるように見えます。

以前にチェックした結果によれば、水平偏波用アンテナの受信レベルは大きく変動するので、普段は使っていません。今朝もアンテナ受信レベルをチェックした2時間後には地デジがどのチャンネルも全く視聴できないくらいレベルが大きく低下してしまいました。

今回のチェックでは、東京スカイツリーから地デジ電波が送信された場合に受信レベルの安定性がどの程度良くなるのかについては確認できていません。“受信レベルが向上しないのなら、せめて安定性だけでも向上して欲しい”と願う次第です。安定性については、本格運用が始まってから時間をかけてチェックしようと思います。

羊の牧場2013年01月09日

散歩の途中で「羊の牧場」を見つけました。
牧場の看板

牧草を植えてある畑に囲いがしてあり、5~6頭の羊が放牧されていました。
放牧の状態

カメラを向けて写真を撮っていたら、人なつっこい羊が近寄ってきました。
人なつっこい羊
久しぶりに羊を近くで見ました。

実は、私が幼少の頃、家で羊を飼っていたんです。その頃の情景が懐かしく思い出されました。