キウイフルーツの熟成促進2014年01月09日

年末に親戚からミカンを送っていただきました。その中にキウイフルーツが入っていました。自宅の庭で栽培していて収穫できたので、お裾分けなのだそうです。

我が家ではキウイフルーツを買って食べることは滅多にないので、早速いただくことにしました。毎朝プレーンヨーグルトを食べる(詳しくはこちら)ので、細かく刻んでヨーグルトに入れて食べようとしました。

“いつもと違う味”を期待して食してみると、“スッパイ~~~~!”ことこの上なしでした。ハチミツを加えても酸っぱさは弱まりませんでした。期待とは異なった“いつもと違う味”でした。

送っていただいた人に聞いてみると、このキウイはもぎたてらしく、美味しく食べるには熟成させる必要があるとのことでした。単に部屋の中に置きっぱなしにして熟成させようとしても数ヶ月かかるのだそうですが、リンゴと一緒にビニール袋に入れて密封し室温の環境に置いておくと、リンゴから出る“エチレン”という物質が熟成を促進させ、1週間程度で食べ頃になるのだそうです。

熟成のスピードには温度が大きく影響するので、冷蔵庫に入れるのではなく室温が良いそうです。ある程度熟成が進んでから保存したい場合に、冷蔵庫に入れておくと食べ頃を維持できるみたいです。


仕入れた知識に基づいて早速熟成を促進すべく、リンゴと一緒にビニール袋に入れて1週間ほど寝かせました。
熟成の促進

暖房の効かない部屋に置いたので少し熟成が遅かったようで、1週間経ってもそれほど柔らかくはなっていませんでしたが、前回と同じようにヨーグルトに入れて食べてみることにしました。

まず、皮を剝いたときの香りが依然とまるで違いました。また細かく刻んだときの汁の出方もまるで違い、明らかに熟成が進んだことが実感できました。
キウイ入りヨーグルト

食べてみると、酸っぱ味がそこそこあるのですが、甘みとキウイ独特の香りが何とも言えない風味となっていました。リンゴによるキウイの熟成は“大成功!”でした。

ついでに、ネットでキウイの熟成方法に関する情報を調べてみたら、リンゴやバナナを入れて密封する方法のほかに、簡便な方法として“電子レンジで数秒加熱”という方法が紹介されていました。この方法のメリットは即効性らしいのですが、手持ちのキウイをすべてリンゴの袋に入れて熟成させてしまったので、電子レンジによる方法がどの程度の即効性があるのか試すことはできませんでした。