踵が痛い! 《その2》2014年02月18日

起床直後に踵が痛むのは「足底筋膜炎」だったというのは以前のブログに書いたとおりです(詳しくはこちら)。

整形外科で受診したとき、「足のストレッチを根気強くやるのが良い」と言われたので、足の指先を外側に反らせるようなストレッチを毎日の風呂上がりに行い、2ヶ月ほど続けましたが一向に改善されたようには感じませんでした。

そこで、いつものように「足底筋膜炎」「ストレッチ」をキーワードにネットで検索したところ、いろいろ見つかりました。

まず、私自身が大きな誤解をしていたようです。整形外科の先生は「足のストレッチ……」と言ったのを「足裏のストレッチ……」と早合点してしまいました。

こちらのサイトでは、「ストレッチをする場合、足裏には直接かかわらない筋肉を伸ばすことによって、間接的に足裏をゆるめる方法をとるのが最適」との説明がありました。また、「足底筋膜炎の回復に大切なこと」として、以下が挙げられていました。
 ① 患部にマッサージやストレッチをしないこと
 ② 痛い動作を控えること
 ③ 毎日しっかりと入浴すること


なるほど、とくに①に関して逆のことをやってしまっていたようです。これでは改善されるわけないですよね。

また、こちらのサイトでは、足底筋膜炎に対するストレッチの方法が紹介されていました。ふくらはぎの上部・下部および脛(すね)のストレッチが効果的なんですね。またここでは、足底筋膜そのもののストレッチについても紹介されていましたが、前述の「患部へのマッサージやストレッチをしないこと」と相反してしまいます。この点に関しては、人によって見解が異なると捉えるが良さそうです。

足底筋膜炎の正しいストレッチ方法の知識が得られたので、早速ふくらはぎや脛のストレッチを試みました。
 ①ふくらはぎ上部のストレッチ
 ②ふくらはぎ下部のストレッチ
 ③脛のストレッチ

左右それぞれについて、上記のストレッチをそれぞれ30秒ずつ行いました。痛みが感じられない範囲でやるという説明でしたので、筋肉の状態に合った伸ばし方としました。

実際やってみると、、、、、
まず最初に感じたのは、“ジッとしている30秒というのは長い”ということです。身体を動かしているときの30秒とは印象が全然違います。

毎日、風呂上がり直後に加え、起床後ある程度身体を動かした後にストレッチを行うようにしました。正しいストレッチを始めてから1週間ほど経つと、次第に症状が良くなったように感じました。また、“なが~い”と感じた30秒も最近ではだいぶ慣れてきて長く感じなくなったので、40~50秒に伸ばしています。

ストレッチを始めて1週間ぐらいのとき効用として感じられたのは、まず起床直後の歩き出しの痛さがだいぶ和らいできたということです。それから普段の歩行で足底筋膜炎を思い出させるような痛みを感じることがだいぶ少なくなってきたように思われました。

この調子でストレッチを続けていけば、足底筋膜炎を忘れるぐらい改善されるのはもうすぐと思っていたのですが、そう単純にはいかないようです。

良くなってきたと思っていたら、2週間目にはまた痛みが戻ってきたりして、症状としては“行きつ戻りつ”といった状態です。たぶん、良くなったり悪くなったりを繰り返しながら、徐々に快復していくのでしょう。そのように思うことにして、ここしばらくは根気強くストレッチを続けてみようと思います。