踵が痛い!2014年02月02日

1年ほど前からなのですが、起床直後に踵に体重をかけると軽い痛みを感じるようになりました。それでも間もなく(30分程度経過後)痛みがなくなり、散歩する際にも全く痛みがないのであまり気にしていませんでした。

その後も同様な症状が続いたのですが、最近になって徐々に痛みの程度が強くなり、また座った状態から立ち上がったときにも痛みを感じるようになりました。

「高齢になって骨が脆くなりつつあるところに毎日の散歩で負担がかかりすぎ、踵の骨にヒビでも入っているのではないか?」などと、ちょっと心配になったので近所の整形外科に行って診てもらいました。一応レントゲン写真を撮ったりして診察を受けたのですが、医師の説明は以下のようなものでした。

 *骨に異常は見られない。
 *アーチ状の土踏まずを形成している筋膜が加齢と共に弱ってきて炎症を起こしている。
 *病名は「足底筋膜炎(そくていきんまくえん)
 *足のストレッチを根気よく続けるのが良い。
 *土踏まずをサポートするような靴の中敷きを使うのも良い。
 *筋肉痛を和らげる塗り薬を使っても良いが、即効性はない。

骨に異常はないとのことでしたので、まずは一安心です。また「毎日の2万歩程度の散歩が症状を悪化させていることはないか」と医師に尋ねたところ、「関係ないと思います」とのことでした。

帰宅してから関連知識を得るためにネットで「足底筋膜炎」なるものを検索しました。

あるサイトにわかりやすい記事が載っていました。(詳しくはこちら
この記事には、私が受診した医師の説明と一致する内容が詳細に説明されていました。また、「多くは3ヶ月から3年以内に自然治癒するものなので、痛みが出ても慌てずに、毎日の足のストレッチ運動や足への負担を減らす工夫をして、痛みが落ち着くのをゆっくり待ちましょう。」と結んでありました。

その後、朝と夜に足裏のストレッチを毎日行っていますが、今のところあまり改善はみられません。また、靴の中敷きのところに土踏まずをサポートするような詰め物を入れてみましたが、2ヶ月程度経っても効果がみられないので止めました。

それから気休めのため「ボルタレンゲル」という炎症鎮痛剤を日に3回程度塗っていますが、若干痛みが緩和したかなと思われる程度の効き目です。
ボルタレンゲル

まあ、動けなくなるほどの痛みではないので、気長に様子をみようと思います。

以前に、“変形性膝関節症(へんけいせいしつかんせつしょう)”を患ったことがあります。そのときも整形外科を受診したのですが、これといった即効性のある治療方法がないので、我慢しているうちにいつの間にか症状が消え去りました。まず左膝を患い、数年後に右膝を患いましたが、それぞれ半年ほどで症状がなくなりました。今はそのときの痛さがうそのように両膝とも快調です。

さらにその前の50代前半には、いわゆる“四十肩(しじゅうかた)”になりました。まず左肩から始まり、左肩の痛みが治まったころ右肩が痛み始めました。結局“四十肩”が完治するまで合計2年ほどかかったように記憶しています。

足底筋膜炎も変形性膝関節症や四十肩と同様にそのうち痛みが消え去ることを期待し、しばらく我慢しようと思います。