散歩時の“歩行ピッチ”と“歩行速度”2014年07月10日

だいぶ前に、散歩時の歩き方(歩幅、歩行速度など)について検証し、その結果から歩行実績を求める際のパラメータなどを設定しました。(詳しくはこちら

その後、散歩の時間が長くなり、歩数が当時の2倍ほどになりましたので、歩き方が変化しているかもしれません。そこで、現時点における散歩時の歩き方について検証することにしました。

歩き方検証の第1弾は、“歩行ピッチ”と“歩行速度”です。なお、散歩における私の歩き方は、背筋を伸ばして急ぎ足で歩行する“いそぎ歩行”を心がけていますので、歩き方の検証に際しては“いそぎ歩行”を前提としました。なお、本格的なウォーキングをする人からみれば、私の歩き方は通常歩行の範疇なのかもしれませんが、あくまでも散歩を継続することに重点を置いた私なりの歩き方ですので、悪しからずご承知おきください。

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◆歩行ピッチの検証
まずは、毎分どれくらいの歩数ペースで歩いているかという“歩行ピッチ”について検証しました。検証の方法は、「信号などで立ち止まる必要が生じない農道で、2分間の歩数をカウントする」というものです。

この方法で何回か計測したところ、
    歩行ピッチ = 116~118歩/分
となりました。

本年の歩行実績記録から過去6ヶ月ほどの平均歩行ピッチを求めると、115.9歩/分になりました。これより、「本年の散歩ではほぼ“いそぎ歩行”相当の歩行ピッチが維持できている」ことが分かります。

参考までに、くたびれ果てたときの歩き方(ここでは“のんびり歩行”と呼ぶことにします)をしたときの歩行ピッチについても計測しました。結果は112~114歩/分でした。長時間の散歩では、最後の部分が“のんびり歩行”になっているかもしれませんが、あくまでも“散歩”ですので、、、、、。


◆歩行速度の検証
つぎに、毎分どれくらいの距離を進むのかという“歩行速度”について検証しました。検証の方法は、「高速道路側道のキロポストを利用し、100m区間ごとの所要時間を複数区間で計測する」というものです。なぜ高速道路のキロポストかというと、その設置位置が比較的正確だと考えられるからです。以前に利用した霞ヶ浦湖畔道路のキロポストは区間ごとのバラツキがけっこう大きかったようですので。

結果は下表のようになりました。
歩行速度(いそぎ)
測定区間全体(500m)の所要時間は360秒(6分)でしたので、測定区間全体の平均歩行速度は 83.3 m/分ということになります。これを時速換算すると、4.998km/hになります。

歩行速度についても、本年の歩行実績記録から時速を求めると、5.005km/hとなりました。これより、「本年の散歩では“いそぎ歩行”が維持できている」ことが分かります。

ここでも、参考までに“のんびり歩行”をしたときの計測結果を下表に紹介します。
歩行速度(のんびり)
測定区間全体の平均歩行速度は 76.9 m/分(時速4.614km/h)ということになります。のんびり歩行だと8%ほど低下するようです。

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以上の検証により、実際の散歩で“いそぎ歩行”が維持できていることを確認できました。

“歩行ピッチ”と“歩行速度”に引き続き、“歩幅”について検証を行いました。その結果については、歩き方検証の第2弾として次回のブログで紹介したいと思います。