有酸素運動と無酸素運動 ― 2014年07月14日
※ 大変恐縮ですが、今回のブログは文字だけで絵がありません。それでも読もうという気になっていただければ嬉しいです。
~ ~ ~ ~ ~
私はこれまで、「“有酸素運動”とは呼吸をしながらする運動を、“無酸素運動”とは呼吸をせずにする運動を意味する」のだと何となく理解していました。
ネットで調べても概念の説明はあっても数値による厳密な定義というのはなさそうなので、上記の理解でも間違っていないのかもしれません。でも、「散歩で有酸素運動を」と心がけている私にとっては何となく釈然としません。
そんな折、あるサイトで「有酸素運動と無酸素運動を心拍数に関連づけて整理した分かりやすい説明」がみつかりました。
その説明を以下に引用させてもらうと.....(出典はこちら)
『一般的に心拍数110程度までの運動であれば、純粋有酸素運動の状態といわれ、血中の乳酸の増加はみられない。心拍数が110から150程度の範囲では、有酸素運動といわれ、血中の乳酸値は増加するが、体内で乳酸を処理できる範囲であるので、一定の値で均衡する。心拍数が150を超えると、筋肉に必要なだけの酸素を供給できない無酸素運動という状態になり、処理能力を超えた乳酸が増加してゆき、血液のpHも低下する。』
この説明のポイントは以下のように要約されます。
純粋有酸素運動…… 心拍数が110以内
有酸素運動………… 心拍数が110から150の範囲
無酸素運動………… 心拍数が150超え
私が日課としている散歩を有酸素運動と関連づけて考えるとき、上記のような心拍数による説明があると分かりやすくなります。さらに、ダイエットを意識して有酸素運動をする場合には、
『体脂肪を消費するには有酸素運動の状態が効率がいいといわれ、また持久力などの運動能力を向上させるためには無酸素運動の状態にもってゆく必要があるといわれるので、目的に合わせた強度の運動を計画的にするには、心拍数の把握が有効である。』
との説明から、心拍数が110から150となるような運動が必要であると理解できます。
ところで、散歩中の心拍数がどの程度になっているのかおよその値を知るため、簡易的な方法で確認してみました。いつものペースで散歩している途中で立ち止まって脈拍を何回か測ってみたところ、90~110程度でした。これだと純粋有酸素運動の範囲なので、体脂肪の消費には繋がらないのでしょうね。
私の場合、散歩によって体脂肪率を20%以下に落としたいと思っていたのですが、なかなか実現できなかった理由はここにあったみたいです。
参考までに、坂や階段を登った直後に脈拍を測ってみたら、130程度でした。このときは息が切れてゼーゼーしていました。このような運動負荷をかけること自体がかなり苦痛ですし、ましてやこの負荷レベルで毎日の散歩を継続するなんて、私の場合にはちょっと考えにくいです。
これまでも、テレビや雑誌などで得た雑学からいろんなエクササイズを試みたことがあるのですが、その度にあちこちに支障が出ました。ときには腰痛がひどくなっていきつけの整体師(カイロプラクティック)に駆け込むようなこともありました。
このような経験から考えられるのは、「私の場合、特段の支障がなく散歩を続けられる状態にあるのは微妙なバランスが保たれているからではないか」ということです。調子が良いからと言って新たなことを試みると、この微妙なバランスが崩れていろんなところに支障が出てしまうように思われます。
話を“有酸素運動”に戻します。心拍数110~150の運動負荷をかけて散歩するのはこれまでの散歩とはだいぶ違ってくるので、上述した“微妙なバランス”が崩れて、あちこちが痛くなるような状態を招いてしまうように思われます。一旦バランスが崩れると、元に戻すのに半年~1年くらいかかるみたいですので、できるだけ“いそぎ歩行”を心がけるにしても、無理は禁物と考えることにします。
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私はこれまで、「“有酸素運動”とは呼吸をしながらする運動を、“無酸素運動”とは呼吸をせずにする運動を意味する」のだと何となく理解していました。
ネットで調べても概念の説明はあっても数値による厳密な定義というのはなさそうなので、上記の理解でも間違っていないのかもしれません。でも、「散歩で有酸素運動を」と心がけている私にとっては何となく釈然としません。
そんな折、あるサイトで「有酸素運動と無酸素運動を心拍数に関連づけて整理した分かりやすい説明」がみつかりました。
その説明を以下に引用させてもらうと.....(出典はこちら)
『一般的に心拍数110程度までの運動であれば、純粋有酸素運動の状態といわれ、血中の乳酸の増加はみられない。心拍数が110から150程度の範囲では、有酸素運動といわれ、血中の乳酸値は増加するが、体内で乳酸を処理できる範囲であるので、一定の値で均衡する。心拍数が150を超えると、筋肉に必要なだけの酸素を供給できない無酸素運動という状態になり、処理能力を超えた乳酸が増加してゆき、血液のpHも低下する。』
この説明のポイントは以下のように要約されます。
純粋有酸素運動…… 心拍数が110以内
有酸素運動………… 心拍数が110から150の範囲
無酸素運動………… 心拍数が150超え
私が日課としている散歩を有酸素運動と関連づけて考えるとき、上記のような心拍数による説明があると分かりやすくなります。さらに、ダイエットを意識して有酸素運動をする場合には、
『体脂肪を消費するには有酸素運動の状態が効率がいいといわれ、また持久力などの運動能力を向上させるためには無酸素運動の状態にもってゆく必要があるといわれるので、目的に合わせた強度の運動を計画的にするには、心拍数の把握が有効である。』
との説明から、心拍数が110から150となるような運動が必要であると理解できます。
ところで、散歩中の心拍数がどの程度になっているのかおよその値を知るため、簡易的な方法で確認してみました。いつものペースで散歩している途中で立ち止まって脈拍を何回か測ってみたところ、90~110程度でした。これだと純粋有酸素運動の範囲なので、体脂肪の消費には繋がらないのでしょうね。
私の場合、散歩によって体脂肪率を20%以下に落としたいと思っていたのですが、なかなか実現できなかった理由はここにあったみたいです。
参考までに、坂や階段を登った直後に脈拍を測ってみたら、130程度でした。このときは息が切れてゼーゼーしていました。このような運動負荷をかけること自体がかなり苦痛ですし、ましてやこの負荷レベルで毎日の散歩を継続するなんて、私の場合にはちょっと考えにくいです。
これまでも、テレビや雑誌などで得た雑学からいろんなエクササイズを試みたことがあるのですが、その度にあちこちに支障が出ました。ときには腰痛がひどくなっていきつけの整体師(カイロプラクティック)に駆け込むようなこともありました。
このような経験から考えられるのは、「私の場合、特段の支障がなく散歩を続けられる状態にあるのは微妙なバランスが保たれているからではないか」ということです。調子が良いからと言って新たなことを試みると、この微妙なバランスが崩れていろんなところに支障が出てしまうように思われます。
話を“有酸素運動”に戻します。心拍数110~150の運動負荷をかけて散歩するのはこれまでの散歩とはだいぶ違ってくるので、上述した“微妙なバランス”が崩れて、あちこちが痛くなるような状態を招いてしまうように思われます。一旦バランスが崩れると、元に戻すのに半年~1年くらいかかるみたいですので、できるだけ“いそぎ歩行”を心がけるにしても、無理は禁物と考えることにします。
最大歩行速度の確認 ― 2014年07月16日
散歩における私の歩行速度を検証した結果は83.3m/分(5km/h)であり、よく言われる100m/分(6km/h)には遠く及ばない値でした(詳しくはこちら)。
歩き方としては、私なりの“いそぎ歩行”なのですが、本格的にウォーキングをやっている人から見れば“普通歩行”の範疇なのかもしれません。
私の場合は、「あくまでも“散歩”なので、これでいいのだ!」と思い込もうとしたのですが、言い訳がましいところがあって自分自身で納得がいきません。
そこで、自分の最大限の速歩きだとどの程度の歩行速度が出せるのか、確認だけでもしてみようという気になりました。
歩行速度の検証を行った高速道路側道のキロポストを利用して100m区間ごとに所要時間を測りました。歩き方としては、腕を大きく振り、歩幅を極端に大きくし、多少前屈み気味になりながら足に力を入れるようにしました。
このような歩き方は競歩のようなかっこいいものではなく、とても他人様に見せられるようなものではありません。それでも自分なりに最大限速い歩きとなったのではないかと思います。
確認の結果は、下表のとおりです。
歩き方としては、私なりの“いそぎ歩行”なのですが、本格的にウォーキングをやっている人から見れば“普通歩行”の範疇なのかもしれません。
私の場合は、「あくまでも“散歩”なので、これでいいのだ!」と思い込もうとしたのですが、言い訳がましいところがあって自分自身で納得がいきません。
そこで、自分の最大限の速歩きだとどの程度の歩行速度が出せるのか、確認だけでもしてみようという気になりました。
歩行速度の検証を行った高速道路側道のキロポストを利用して100m区間ごとに所要時間を測りました。歩き方としては、腕を大きく振り、歩幅を極端に大きくし、多少前屈み気味になりながら足に力を入れるようにしました。
このような歩き方は競歩のようなかっこいいものではなく、とても他人様に見せられるようなものではありません。それでも自分なりに最大限速い歩きとなったのではないかと思います。
確認の結果は、下表のとおりです。

すべての区間を平均すると109.1m/分となり、予想以上の歩行速度が得られたことになります。もちろん、このような歩行速度を長時間維持できるわけはないので、いわゆる“瞬間最大速度”のような意味でしかありませんが。
今回の確認でわかったのは、「私でも100m/分を出せる可能性がある」ということです。ただし、これまで“いそぎ歩行”を心がけて数年間散歩を続けても5km/hに止まっているので、そう簡単に6km/hを実現できるとは思えません。
だからといって、「今までのままで十分」と現状を肯定してしまうと、進歩がなくなってしまいます。これまでの散歩では、1日の歩数が徐々に増えてきたという進歩はあるものの、歩行速度についてはほとんど変化がありませんでした。
そこで、歩行速度に関しても多少は進歩するよう、この際に挑戦してみようという気になりました。まずは歩幅を僅かづつでも大きくすることに挑戦し、目標を75cm/歩超えとしたいと思います。なぜ歩幅の拡大に挑戦するのかというと、50cmサイズの側溝蓋があれば何処でも簡単にチェックできること、歩行ピッチを速める挑戦よりもハードルが低いように思われることが理由です。
たぶん始めてしばらくは、「散歩で周りの風景などを楽しむ」なんていう余裕はなくなるかもしれませんが、しばらく続けるうちに意識しなくても自然に大きい歩幅で歩けるように変化することを期待したいと思います。
今回の確認でわかったのは、「私でも100m/分を出せる可能性がある」ということです。ただし、これまで“いそぎ歩行”を心がけて数年間散歩を続けても5km/hに止まっているので、そう簡単に6km/hを実現できるとは思えません。
だからといって、「今までのままで十分」と現状を肯定してしまうと、進歩がなくなってしまいます。これまでの散歩では、1日の歩数が徐々に増えてきたという進歩はあるものの、歩行速度についてはほとんど変化がありませんでした。
そこで、歩行速度に関しても多少は進歩するよう、この際に挑戦してみようという気になりました。まずは歩幅を僅かづつでも大きくすることに挑戦し、目標を75cm/歩超えとしたいと思います。なぜ歩幅の拡大に挑戦するのかというと、50cmサイズの側溝蓋があれば何処でも簡単にチェックできること、歩行ピッチを速める挑戦よりもハードルが低いように思われることが理由です。
たぶん始めてしばらくは、「散歩で周りの風景などを楽しむ」なんていう余裕はなくなるかもしれませんが、しばらく続けるうちに意識しなくても自然に大きい歩幅で歩けるように変化することを期待したいと思います。
一斉に咲き始めた蓮の花 ― 2014年07月18日
散歩靴の更新 ― 2014年07月21日
昨年の6月から夏用として使用してきた散歩靴(アシックス)がついに寿命になったようです。これまでの使用実績は以下のとおりです。
● 使用期間……7ヶ月弱(延べ歩行時間530H)
● 歩行距離……約2,600 km
靴底はだいぶすり減ってきたものの、まだ穴が開くほどではありません。偏摩耗がなくほぼ均一に減ってきています。
● 使用期間……7ヶ月弱(延べ歩行時間530H)
● 歩行距離……約2,600 km
靴底はだいぶすり減ってきたものの、まだ穴が開くほどではありません。偏摩耗がなくほぼ均一に減ってきています。
内部も前半分はそれほど痛んではいないのですが、、、、、
踵が当たる内部がボロボロになってしまったんです。
これまでパッチをあてたりして何とか保たせてきましたが、芯の部分が露出して足に当たるようになってしまいました。冬用の散歩靴(ダンロップ)もやはり踵の内側が最初に痛んできています。踵の内側をもっと頑丈にできないものなんでしょうか。
この状態のまま無理に使用して足にマメができたりするとつまらないので、新しい靴に切り替えることにしました。
今度の靴は“スポルディング”です。私の足にピタッと合うのは“ダンロップ”なのですが、ダンロップの靴は踵部が高く通気性がイマイチなので、暑い季節に使用するのには向いていません。いろいろ履き比べてみると、踵部が比較的低く通気性が良さそうなのは、スポルディングでした。
ところが、これまでず~っと25cmを履き続けてきたのに、このメーカーの靴は25cmだと明らかにガバガバなんです。ワンサイズ小さい24.5cmで試し履きしたらちょうど良いと思えたので、ちょっと不安でしたがこれまで履いたことがない24.5cmサイズを購入しました。
メーカーによって同じサイズ表示(“EEE”とか“EEEE”など)でも内部の幅が異なるのは、これまでの経験でわかっていたのですが、同じサイズ表示で前後のサイズが異なるケースに遭遇したのは今回が初めてです。
スポルディングの外観はこんな感じです。
これまでの靴は7ヶ月保ちましたが、今度のは果たしてどれくらい保ってくれるのでしょうか。