灯油価格が急上昇!2016年12月27日

10月下旬には50円/L程度だった灯油価格が急上昇しています。現在の価格はついに70円/Lになりました。
 
現在の灯油価格

今年の年明け頃には50円を大きく割り込むレベルまで下がり(一時期には45円/L)、その後は50円前後で推移していました。それがこの2ヶ月で20円/Lもアップしてしまいました。暖房が必要な季節に灯油価格が大きく上がるのは年金暮らしの身にとって辛いものがあります。

一方、ガソリン(レギュラー)のほうは、現在の単価が120円/Lほどと最近としては高いレベルですが、これまでの変動幅の範囲内であり、ここにきて急上昇したという感じではありません。
 
現在のガソリン価格

先日、石油輸出国機構(OPEC)が減産を合意したとのニュースがありました。その影響か原油先物価格(WTI)が50ドル/バレルを超える状況となっています。原油価格の上昇に加え最近の円安による影響により、燃料価格が上がっているのだろうと思われます。しかしながら、灯油とガソリンの上がり方がどうして異なるのかよく分かりません。

経済評論家の話では、「OPECが減産しても原油価格が以前のように100ドル/バレルを超えるレベルまで上がることはなく、50~60ドル/バレルのレベルで推移するだろう」とのことです。

燃料価格が現在のレベルより大きく上がらないことを祈りたいと思います。