魚の大量死! ― 2014年06月15日
梅雨入りしてから雨天が続いたので、用水路の水量がだいぶ多くなっていました。とある用水路を何気なく見たら、大きな魚(たぶんコイ、30~40cm)が群れになって泳いでいました。
群れからちょっと離れたところには、巨大(?)なコイが泳いでいました。大きさは50~60cmほどでした。川の主といった堂々とした泳ぎ方でした。
その一方では、蓮田周辺の小さな用水路にたくさんの魚が死んでいました。用水路に沿って行けども行けども、魚の死骸がぎっしり浮かんでいました。
これらの魚は、コイやフナのようです。とにかくものすごい数です。
用水路に沿ってしばらく行くと、魚の死骸を掬ってポリ袋に入れている人がいました。「役所からの依頼で魚の死骸を処理している」と話してくれました。
道路脇に並べられた黒いポリ袋には掬った死骸がぎっしり入っています。こんなに掬ってもきりがないくらい用水路には死骸がまだ沢山漂っています。作業している人の話では、前日の作業では数トンほど掬ってトラックで運んだそうです。それでも用水路には延々と死骸が浮いている状況です。
大量死の原因が何なのか訊いてみましたが、原因は不明とのこと。雨が降ったばかりなので、酸欠ということはあまり考えられないようです。
4月~5月頃はフナの産卵期なので、用水路を遡上して蓮田に入り込んでいるのをよく見かけます。蓮田に入り込んで(産卵した後?)そのまま死んでしまうのですが、今回死んでいた場所は用水路のみであり、産卵のときとは状況が異なるようです。