珍しい車両 ― 2014年09月18日
散歩の途中で、珍しい形態のトレーラーを見かけました。よく見かける4軸トラックが牽引車となっており、その最後部に牽引フックで“ポールトレーラー”のドローバー(台車)のようなトレーラー、あるいは“フルトレーラー”のドリーを連結した車両形態です。
※ドローバーおよびドリーについては、こちらを参照してください。
※ドローバーおよびドリーについては、こちらを参照してください。
トレーラー部は、上部が通常のトラックの荷台になっているところがドローバーやドリーとは異なっています。トレーラーの荷重のほとんどをトレーラー車軸で受け、いわゆる“第5輪荷重”がかからないようになっているみたいです。
この連結車は連結点が一つなので、たぶん“セミトレーラー”というカテゴリーになるのだと思われます。
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さらに別の日の散歩では、踏切の横の空き地に保線作業に使う保線車両(陸軌車)が置いてあるのを見かけました。
レールの上を走れるように、鉄車輪が付いています。ネットで調べたら“陸軌バックホウ”というのだそうです。こちらのサイトでは、次のような説明がされていました。
『駅ホームの改修や道床修繕(枕木の下の土砂入れ替え)に使われるショベルカーです。通常使用するクローラ(キャタピラ)の内側に鉄輪が装備されており軌道上ではリンクで車体を持ち上げて走行します。』
このサイトでは、他にも保線作業に使う見たこともないような車両がいろいろ紹介されていました。
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こうやって改めて調べてみると、普段は滅多に目にすることがないのですが、世の中ではいろんな珍しい車両が使われていることが分かります。技術屋としては興味が尽きないところです。
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