散歩による地球一周旅行 《その27》 ― 2017年01月10日
現在位置の経度は“東経59.52度”で、イランの首都“テヘラン”から730kmほど東に来たところです。
現在位置から北東に90kmほど行くと“トルクメニスタン”との国境が、また東南東に170kmほど行くと“アフガニスタン”との国境があります。また、現在位置の近くには“マシュハド”という都市があります。
マシュハドはイラン第二の都市で、シーア派の聖廟都市のひとつです。人口は2006年現在で約250万人ですので、かなり大きい都市のようです。日本で言えば、大阪市(約270万人)や名古屋市(約230万人)に人口規模が近いですね。
マシュハドは、ビーナールード山脈とヘザール・マスジェド山脈に挟まれ、トルクメニスタンとの国境を流れるキャシャフ川谷に位置しています。そのため、冬に非常に寒く、春と秋は美しく、夏は暑いといった気候のようです。ちなみに、冬の月平均最低気温は-4℃ほどで、最低気温記録は-28℃なのだそうです。また、夏の月平均最高気温は34℃ほどで、最高気温記録は44℃なのだそうです。年間降水量は 約250mm と少ないのですが、冬には雪が降ることがあるようです。
マシュハドには、このような緑が多いところもあるようです。
これは、マシュハドの夜景です。モスクはイスラム教の国であることを感じさせますね。モスクがライティングされており、派手な夜景になっているところが面白いと思います。
マシュハドの近郊には、“マシュハド国際空港”があります。国内便のほかに、国際便として近隣のアラブ諸国への便が中心となっているようです。
もうすぐ“トルクメニスタン”の南部に入り、その後すぐに“アフガニスタン”に入ることになります。このシリーズ次回では、トルクメニスタンを紹介したいと思います。
【註】 本ブログにおける写真や地図はGoogleマップからの引用です。
また、地域の情報はWikipediaからの引用です。