自転車グッズ2012年09月01日

この夏はあまりしませんでしたが、散歩の代わりに自転車の遠出もたまにしています。

自転車そのものはごく普通の軽快車です。実は、子どもが高校のときに通学に使ったものなので、かなり古いです。あちこちサビが出ていたり油が切れていたりしていたので、暇にまかせてオーバーホールして使っています。けっこうまだまだいけそうです。



■サイクロ・コンピュータについて

自転車で遠乗りする場合、ただペダルをこいでいるだけだと単調すぎて飽きてきます。特に景色を楽しめるような場所でない場合はそうです。そこで、少しは楽しんで走れるようになるのではないかと考えて、「サイクロ・コンピュータ」なるものを購入してみました。

この「サイクロ・コンピュータ」は、前輪のスポークに取り付けられる「小型マグネット」、前輪フォークに取り付けられる「センサー・送信機」、ハンドルに取り付けられる「コンピュータ」で構成されています。

下の写真は、前輪スポークに取り付けた状態の「小型マグネット」です。
小型マグネット

下の写真は、前輪フォークに取り付けた状態の「センサー・送信機」です。前輪1回転につき1パルスを発生させ、そのパルス信号をコンピュータにワイヤレス送信します。ナイロンバンドで固定します。
センサー

下の写真は、ハンドルに取り付けた状態の「コンピュータ」です。センサーからのパルスを使って、走行距離や走行速度などを計算して表示器に表示します。これがなかなかの優れ物で、坂道などで自転車を押して歩いているときでもきちんと速度を表示します。
台座をナイロンバンドでハンドルバーに固定し、その台座に本体をスライドさせて取り付けます。自転車から離れるときにはワンタッチで本体を外すことができます。
コンピュータ


このサイクロ・コンピュータを装着したら、走りながら走行状態(走行距離、走行時間、走行速度、平均速度 等々)を数値で把握できますので、いろんな楽しみ方ができます。

たとえば、
 ・目一杯でこいだらどれくらいスピードが出せるか
 ・長時間こぎ続けるにはどの程度の速度で走るのが
  自分の体力に合っているのか
といった具合です。

このサイクロ・コンピュータを装着した後は、自転車乗りの楽しさが倍増した感じです。3千円程度で購入できるので、お薦めのグッズだと思います。



■ハンドル・ストッパーについて

自転車に乗ろうとしたとき、あるいは自転車を止めようとしたときに、ハンドルが“クルリン”と回って困ったことはありませんか。特にサイドスタンド方式の自転車では、前輪上部の荷物カゴに重い荷物を入れたとき、ハンドルが勝手に回って倒れてしまうことがあります。

私も何度か経験しているので、手作りのハンドル固定装置で対策を試みたのですが、使い勝手がイマイチでした。

そこで、ネット通販で調べてみたら、ちょうど良さそうなのがありました。早速購入しました。値段は送料込みで2千円弱でした。

下の写真は、ハンドル・ストッパーを取り付けた状態です。普通の形状(円柱状のフレーム)の自転車なら大抵のものは装着することができるようです。
ハンドル・ストッパー

使い方としては、レバーを右に半回転ほど回すことにより任意の位置にハンドルを固定することができます。ネジの締め付けによる摩擦力を利用しているので、うっかり解除するのを忘れて乗り出しても力を入れればハンドルを動かすことができます。

ワンタッチで操作できるので、ハンドルをいちいち固定する面倒臭さを感じることはなく、大変重宝しています。なかなかの優れ物だと思います。


この商品のほかに、本格的にハンドルを分解してリング状の装置を組み付けるグッズもあるようです。これだとスッキリした感じに装着できますが、後付け作業は難しいみたいです。




ハスの実ができるまで2012年09月03日

8月1日のブログで紹介した「蓮の花について」に引き続き、今回は花後の「実ができるまで」について紹介しようと思います。

花びらが落ちた後、実が硬く生長するまでの変化を6枚の写真(①~⑥)にまとめました。なお、この写真は同じ花の生長を記録したものではなく、生長の過程が理解できるような花後のものを探して撮影しました。悪しからずご諒承ください。
生長過程

また、④~⑥の過程については、実の外観も併せて写真に納めました。実の写真を撮るため、農家のおじさんにお願いして1個ずつサンプルをいただきました。

④の段階では淡い緑色(写真撮影が遅れたので緑色から淡い褐色に変わってしまいました。)でふっくらしていますが、⑤の段階では褐色に変化し、⑥の段階では焦げ茶色になって表面が硬くなります。たとえて言えば、④が枝豆で、⑥は収穫時のダイズという感じでしょうか。

実の大きさは、④の段階で20×12mm程度、⑥の段階で16×10mm程度と硬くなるに従って小さくなります。

ちなみに、この地域では、蓮の実を使ったお菓子が売られています。そのお菓子を作る際には、⑥の状態の実をすりつぶして粉にして使うのだそうですが、農家のおじさんに尋ねたところ、この地域のレンコン農家では蓮の実を収穫しているところは皆無だそうです。お菓子屋さんは、きっと全然別のところから仕入れているのでしょうね。


せっかく蓮の実を手に入れたので、興味本位で内部がどうなっているのか割ってみました。ダイズのように内部がぎっしり詰まっているのかと思っていたら、意外にも内部は空洞になっていました。
実の内部





雨後のアオコ状態2012年09月05日

この前の日曜日は、久しぶりに雨が降りました。深夜から早朝にかけて断続的な大雨があり、日中も降ったり止んだりの状態でした。雨量としてはそこそこ多かったので、“これまで澱んでいたアオコがきれいに流されたのでは?”と期待してアオコの状態を見に行ってきました。

川幅がやや広い川では、下の写真のようにアオコは流されてなくなっていました。
幅が大きめの川


一方、川幅が狭い川では、雨により多少アオコが流されたものの、きれいになくなっているというほどではありませんでした。上流側から下流側にかけて観察した結果は以下のとおりです。

<上流側の状態> 泥水が流れ込んでで濁った流れとなっている。アオコはほとんど見られず。
上流側

<下流側との中間点の状態> 流れの強い側ではアオコが流されているが、澱んでいる側ではまだまだ残っている。
中間地点

<下流側の状態> 川幅全体にアオコが残っているが、臭いはだいぶ薄らいでいた。
下流側


先日の久しぶりの雨で、アオコがある程度流出したのですが、霞ヶ浦に流れ出ただけであり、消滅したわけではありません。これからは次第に気温が下がっていくので、増加していくことはないと思われますが、これまで発生したアオコはどこでどのようになるのでしょうか。機会があったら調べてみたいと思います。

アオコの除去作業2012年09月09日

霞ヶ浦の最も土浦駅に近いところにヨットの係留場があります。この係留場にはいろんなヨットが係留されているだけでなく、付近には観光船の船着き場もあり、ここから霞ヶ浦観光クルーズに出かけることができます。
ヨットの係留場

観光船の船着き場

この係留場は、霞ヶ浦の一番奥まった部分になりますので、周辺の河川や霞ヶ浦で発生したアオコの吹き溜まりになってしまっています。とくに今の季節はアオコの量がピークになっています。
溜まったアオコ
 
昨日の散歩では、アオコの除去作業をしているところを見ることができましたので、見て理解できた範囲で紹介したいと思います。


アオコの除去作業には国土交通省の作業船を使っており、2隻の作業船が駆り出されていました。 
作業船1

作業船2

この作業船の動力によりアオコを湖面から吸い上げています。
吸い取り口

ところが、アオコにはいろんなゴミ(浮遊物)が混じっているため、吸い込み口が詰まってしまいます。このため、作業員の方が汗だくになって手作業でゴミすくいをしていました。
吸い取り口の清掃

作業船の中では、船内に備えられた機械で吸い上げたアオコの水切りをします。その後、ベルトコンベアーで隣の作業甲板に送り出します。下の写真はちょっとわかりにくいかもしれませんが、水切りされたアオコがベルトコンベアーで作業甲板に送り出されているところを撮ったものです。
水切りされたアオコ

水切りされたアオコは、ドラム缶に詰められます。 
ドラム缶へ収容

作業甲板上には、アオコが詰め込まれたドラム缶がたくさん並んでいました。
アオコを収容したドラム缶


このように、作業船を使ってアオコの除去処理が行われていることがわかりました。霞ヶ浦のアオコの量はかなり多いので、この除去作業による効果は見た目には分かりにくいのですが、根気強く続けるしかないのでしょうね。



ところで、ドラム缶に詰められたアオコがこの後どのように処理されるのかといった興味が湧いてきます。この後の処理について作業員の方に尋ねてみましたがよくわからないとのことでした。

自転車グッズ <その2>2012年09月14日

9月1日のブログで紹介したグッズのほかに、もう一つ紹介したい自転車用のグッズがありますので、今回はそのグッズを追加で紹介したいと思います。


自転車乗りを30分以上続けると、サドルに当たっている尻の部分が痛くなってくることがあると思います。

私が自転車乗りを始めた頃は、尻が痛くなったとき、汗拭き用のタオルをサドルにかぶせて応急的に対策していましたが、あるときホームセンターでちょっと変わったサドルカバーを見つけました。

下の写真がそのサドルカバーです。一見すると、表面が布製で内部に薄いスポンジが入った普通のカバーのように見えますが、実は内部にゲル状のクッション材が入れてあるんです。
サドルカバー

自転車のサドルにかぶせて紐で縛り付ければ取り付け完了です。
上から指で押すとブヨブヨした感じがします。最近流行の低反発クッションのネバネバ感がもっと強まったものという印象です。
取り付け状態

このサドルカバーの効果はなかなかのもので、地面からのゴツゴツしたショックを程良く吸収してくれます。また尻の形に合わせて変形してくれるので、お尻にまんべんなく荷重が分散する効果もあります。

価格も1500円程度であり、コストパフォーマンスは高いと言えるのではないでしょうか。