堤防の草刈り ― 2012年09月27日
今日の散歩では、霞ヶ浦の堤防で斜面の草刈りをしている光景を見ました。よく見かけるエンジン草刈り機で刈っているのではなく、あまり見たことがない機械を使っていたので、興味の赴くままに写真を撮ってきました。
今回は、この草刈り作業を話題として取り上げようと思います。
堤防の斜面に生えた雑草を刈るのに、クローラー式の本格的な機械が使われていました。この機械は前部に備えられたカッターで草を刈り、同時に刈った草を片側に寄せていきます。
今回は、この草刈り作業を話題として取り上げようと思います。
堤防の斜面に生えた雑草を刈るのに、クローラー式の本格的な機械が使われていました。この機械は前部に備えられたカッターで草を刈り、同時に刈った草を片側に寄せていきます。
この機械で作業した後は、こんな風に刈り取られた草が帯状に寄せられた状態になります。
草刈り作業に続いて、専用の機械を使って寄せられた草を丸める作業が行われていました。
これが草を丸めて束にする機械です。
規定の大きさに丸め、後部から“ポイッ”と吐き出します。
丸められた草をクローズアップするとこんな感じです。細い紐で縛られています。
このような作業によって丸められた草が堤防にずーっと並んでいます。
刈り取られ、丸められた草がこの後どのように処理されるのか興味があったので、作業員の方に尋ねてみました。要点を整理すると、
*この作業は国土交通省が行っている。
*束ねた草は、国土交通省の処理施設に運び込む。
*処理施設では、堆肥をつくる要領で発酵させて肥料にする。
とのことでした。
ちなみに、堤防付近には標識が立ててあり、「霞ヶ浦の管理を担当する国土交通省が管理するのはここまで!」っていうようなことが書いてありました。
それにしても、霞ヶ浦の堤防は総延長が100km近くもあるので、堤防の管理だけでもかなりの手間と費用がかかっているんですね。