散歩による地球一周旅行 《その4》2014年11月03日

10月末時点で本年の累積歩行距離が4,324kmになりました。2011年8月以来の累積歩行距離にすると11,792kmになります。
 
この累積歩行距離を用いて地球上の現在位置を推定すると、米国アーカンソー州を過ぎてテネシー州に入り、ミシシッピー川から90kmほど東に進んだあたりになります。
 (現在位置の求め方についての詳細はこちら

10月末の現在位置

現在位置を拡大したテネシー州の地図です。
テネシー州の地図

州境であるミシシッピー川は米国で最も長い川であり、五大湖の西側あたりから南下してメキシコ湾に流れ出ています。 途中で多くの川と合流し、小さく曲がりくねりながら流れています。
ミシシッピー川

現在位置から南に50kmほどのところに「ジャクソン(Jackson)」という都市があります。 ジャクソンは人口が約6万人で、マディソン郡の郡庁所在地となっています。
ジャクソンの風景

マディソン郡と言えば、クリント・イーストウッド監督・主演の「マディソン郡の橋(原題:The Bridges of Madison County)」という映画を連想しますが、映画に出てくるマディソン郡はアイオワ州なので、全然関係ないみたいです。

現在位置から160kmほど南西の方角に戻ったミシシッピー川沿いに「メンフィス(Memphis)」という都市があります。メンフィスは人口68万人ほどの大都会です。
メンフィスの風景

メンフィスと言えば“エルビス・プレスリー”の故郷として有名ですよね。それからメンフィスには、航空貨物取扱で世界的に有名な“フェデックス社(FedEx Corporation)”の本社があるのだそうです。

現在位置から東に170kmほど進むと、「ナッシュビル(Nashville)」という都市があります。
ナッシュビルの風景

ナッシュビルはテネシー州の州都ですが、人口はメンフィスよりも少ない60万人ほどです。ナッシュビルは、カントリーミュージックの聖地としても有名なんだそうです。


北緯36度を維持しつつアメリカ大陸を横断し、現在位置のテネシー州を過ぎるとノースカロライナ州に入ります。ノースカロライナ州を過ぎると大西洋になり、しばらくは話題がなくなりそうですので、今のうちにいろんな場所を取り上げたいと思います。

これまでに本ブログに掲載した「散歩による地球一周旅行」シリーズは、以下のとおりです。
     《その1》  2014年 6月23日
     《その2》  2014年 9月 4日
     《その3》  2014年10月 5日

【註】 本ブログにおける写真や地図はGoogleマップからの引用です。
    また、地域の情報はWikipediaからの引用です。

皇帝ダリアの保護処理2014年11月06日

皇帝ダリアは、花が咲くまでに枝分かれしながら3m程度まで伸びますが、枝分かれしている部分が非常にもろいので、風などでちょっとしなると簡単に折れてしまい、折れた枝が枯れてしまいます。

我が家の皇帝ダリアは、この秋の台風で太い枝が1本折れてしまいました。(詳しくはこちら


その後、さらに枝分かれし、現在は7本の枝になっています。
大きく育った皇帝ダリア

これら7本の枝には蕾が付いているのですが、よく観察するとこれらの枝だけではなく、新たな小さな枝にも蕾が付いているのを発見しました。
細い枝の蕾

このような小さな枝にも蕾が付くと、開花時にはさぞかし賑やかに咲き乱れるであろうと期待せずにはおれません。

しかしながら冒頭でも述べたように、皇帝ダリアの枝はちょっとした風でも簡単に折れてしまうので、開花するまで何としても大事に育てる必要があります。

そこで、大きく膨らんだ全体の木が風でバラバラに撓らないように、シュロ縄で外周を縛ることにしました。

シュロ縄で縛った結果はこんな感じです。
枝折れ防止の対策後

小枝まで縛るわけにはいかないので、縛ったのは太い枝だけです。今後、強い季節風が吹いたりすると、小枝が折れたりするかもしれませんが、この処理により風対策の効果が得られ、見事に花が咲き乱れることを期待したいと思います。

花壇境界の芝生処理2014年11月08日

我が家では、電動芝刈り機で庭の芝生を定期的にカットしているのですが、花壇との境界部分は機械では刈れないので、芝刈りのときに手抜きをするとこんな風に境界部分がボサボサに伸びたままになってしまいます。
処理前

これだけならまだしも、境界部分の芝が境界の縁石の隙間から花壇のほうに伸びていき、花壇の中にはびこって手に負えない状態となってしまいます。

そこで、境界部分の芝を剥ぎ取って花壇への進入を防止することを試みました。やり方としては、まず、スコップで芝(10cmほどの幅)の根を切り、次に芝の土を落として除去した後、土を平らにならします。

境界部分の芝を除去した直後はこんな感じになります。
処理後

このような処理を行うことで、1シーズンの間に芝が花壇まで進入するのを防止できます。また、シーズン初期には境界部分の芝がないので、芝刈りが簡単になるというメリットもあります。


このような作業を毎年行うのは面倒かもしれませんが、花壇に芝が進入してしまうと、あっという間に拡がって手に負えなくなるので、お薦めの管理方法です。

Cドライブの空き領域2014年11月10日

私が愛用しているデスクトップパソコン(HP m9580jp、Windows Vista)のハードディスクドライブ(HDD)をソリッドステートドライブ(SSD、容量256GB)に換装し、昨年末からCドライブとして使用してきました(詳しくはこちら)。


換装した当初には、そのCドライブの空き領域が半分以上あったのですが、あるとき30%程度まで低下しているのに気付きました。使用領域が大きくなりがちなビデオ、ピクチャ、ミュージックなどのフォルダーは予めCドライブ以外の場所に格納しているので、ユーザーフォルダーの使用領域が極端に大きくなることは考えられません。ちなみに、ユーザーフォルダーの使用領域を確認したところ、14GB程度でした。

であるなら、何が空き領域を減らしているのでしょうか。その原因を探るため、不可視ファイルやシステムファイルを表示するように設定し、フォルダーやファイルの一つ一つのサイズを確認しましたが、謎は深まるばかりで簡単には原因が分かりませんでした。

その後、時間をかけていろいろ原因を探ってきたところ、ようやく謎を解くことができましたので、今回のブログでその概要を紹介したいと思います。


Cドライブの“使用領域”と“空き領域”については、“プロパティ画面”で確認することができます。
Cドライブのプロパティ画面

上に示したプロパティ画面は、空き領域がやや少なくなっているときの例です(注意:上述した空き領域が30%まで低下した状態とは異なります)。この例の場合には、使用領域が90GBほど、空き領域が148GBという状態です。

この状態でCドライブの内容を表示すると、サイズが大きいファイルは“pagefile.sys”と“hiverfil.sys”の2つで、これら2つがかなりの割合を占めていることが分かります。全ファイルの合計は8GBほどでした。
Cドライブ内のファイル

参考までに言えば、pagefile.sysは「仮想メモリー」の機能に関係したファイルであり、hiverfil.sysは「休止状態」の機能に関係したファイルです。仮想メモリーや休止状態をオフに設定すれば、約8GBの空き領域を増やせることになりますが、あまり現実的ではないかもしれません。

一方、Cドライブ内のフォルダーについては、以下のような構成になっています。
Cドライブ内のフォルダー

フォルダーの一つ一つをプロパティ画面でサイズを調べ、総てを合計すると61GBほどになります。ちなみに、サイズが大きいフォルダーは、Windows、Program Files、ProgramDataの3つで、これらを合計すると37GBほどになります。

ここで、前述した“”に遭遇します。Cドライブに含まれているファイルやフォルダーを合計すると約69GBになるのですが、Cドライブのプロパティ画面で表示される使用領域は約90GBなんです。両者の差である21GBはいったい何に使われているのでしょうか。う~ん、“謎”です。


あるとき偶然に、その謎を解く手掛かりが得られました。Cドライブだけでなく、記憶装置をボリューム単位で詳細に分析できるフリーソフト(WinDirStatPortable)を入手できたので、このフリーソフトを使って謎のCドライブを分析してみました。その結果を次に示します。
Cドライブの分析結果①

この分析により、謎の使用領域21GBとほぼ同じサイズが「Unknown」フォルダーとして見えるようになりました。このUnknownフォルダーが何に使われているのかが解明できれば、謎の空き領域減少に対して解決策が見出せるかもしれません。


ここからが難題でした。とりあえず思いつくままに、ブラウザのキャッシュ、テンポラリーファイルなど、謎に関係のありそうなものを手探りであたってみました。しかしながら、謎の21GBを説明できるようなものはなかなか見つかりませんでした。

そのような模索をしばらく続けていると、あるとき「システムの保護」という機能が関係しているのかもしれないと閃きました。

「システムの保護」というのは、節目節目ごとのシステム状態に復元することができるよう“復元ポイント”を作成する機能です。このためには、ある時点の状態にシステムを復元するのに必要なデータ(復元ポイント)を保存しておく必要があり、例えばWindows Updateにより更新プログラムをインストールする場合、インストールの前に自動的に復元ポイントが作成されます。

この「システムの保護」機能をオフにすると、これまで蓄えられた“復元ポイント”がすべてクリアされますので、“復元ポイント”のクリアを試しました。手順としては、システムのプロパティ画面で自動復元ポイントのチェックを外し、パソコンを再起動するだけという簡単なものです。

再起動後、Cドライブのプロパティ画面で使用領域と空き領域を確認しました。
Cドライブのプロパティ画面②

なんと! 使用領域が69GBとなり、謎の21GBがきれいになくなっていました。その結果、空き領域が21GB増えて169GBとなりました。これで、Cドライブの中身(ファイルやフォルダー)を合計した値と使用領域が一致するようになりました。

どうやら、の原因は“復元ポイント”の蓄積だったようです。

確認のため、WinDirStatPortableを用いてCドライブの分析を行ったところ、次のようになりました。Unknownフォルダーのサイズがゼロになっています。
Cドライブの分析結果②

「システムの保護」機能をオフにしたままでは、いざというときに復元できなくなってしまいますので、その後「システムの保護」機能を再度オンにしました。とりあえず手動で“復元ポイント”を作成したところ、空き領域が約3GB減少しました。どうやら“復元ポイント”を作成するたびに約3GBずつ記憶領域を消費するみたいです。これより、上述の21GBという謎の使用領域には7回分の“復元ポイント”が蓄積されていたものと考えられます。

Windows Updateでシステム関連ファイルが更新されるとき、“復元ポイント”が自動的に作成されるため、空き領域がそのたびに減っていきます。古い“復元ポイント”を使ってシステムの回復をすることはあまり考えられないので、パソコンが安定して作動している場合には、これまでに蓄積された“復元ポイント”を定期的にクリアするのが空き領域をむやみに消費しないための現実的な方法ではないかと思われます。ただし、クリアした直後には、用心のため“復元ポイント”を手動で作成しておくことをお忘れなく。

皇帝ダリアが開花!2014年11月11日

10月には分岐して枝が多くなり(詳しくはこちら)、11月上旬には多くなった枝の先端に蕾がいっぱい付いているのが確認できました(詳しくはこちら)。

その蕾がついに開花し始めました。これは、最初は一輪です。
最初の一輪

翌日には次々に開花し始めました。
次々に開花①

こちらの枝も次々に開花し始めました。
次々に開花②

現在は高い枝から咲き始めたところであり、開花状況はこんな感じです。
高い枝全体の開花状態

高い枝にはまだまだ蕾が残っており、低い枝はこれから咲き始めるので、全部が開花したらさぞかし見事だろうとワクワクしています。

ところで、皇帝ダリアが開花した途端、小鳥(何という鳥か不明)が飛んできて花びらをついばみ始めました。追い払ったら逃げていきましたが、花びらを嘴でつまんでちぎっていました。皇帝ダリアの花弁って味が良いのでしょうか。