ウグイスとホトトギス2015年03月29日

散歩中にウグイスの鳴き声が頻繁に聞こえてきます。「ホーホケキョ」というきれいな鳴き声は春を感じさせ、なんとも言えないのどかな気持ちになります。

そのような春を感じて散歩していたあるとき、ふと「ウグイスがホーホケキョだとしたら、ホトトギスの鳴き声ってどんなの?」という疑問が湧きました。考えてみると、ホトトギスについてはあまり意識したことがありません。強いて言えば、戦国武将の性格を表現した次のような詠史句(歴史上の出来事や人物を主題とした詩歌のことを「詠史句」と言うらしい)を思い出すぐらいです。

  織田信長 「鳴かぬなら殺してしまえホトトギス」
  豊臣秀吉 「鳴かぬなら鳴かせてみようホトトギス」
  徳川家康 「鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス」

余談ですが、「鳴かぬなら逃がしてしまえホトトギス」という句もあるのだそうです。誰を表したものかというと、明智光秀だとか。。。。。

疑問に思ったことはネットで調べる(「ググる」というらしい)のが最近のパターンです。ネットで調べた結果、次のような情報(出典はこちら)を得ました。

【ウグイス】
  *スズメ目ウグイス科の鳥
  *スズメくらいの大きさ
  *“うぐいす色”と呼ばれるくすんだ緑色が特徴
  *活発に活動するのは3月頃
ウグイス
              ※ 写真はこちらからの引用です。

【ホトトギス】
  *ホトトギス目ホトトギス科の鳥
  *ウグイスよりも一回り大きい
  *背面は灰褐色、腹面は白色で黒い横斑あり
  *活発に活動するのは初夏
  *鳴き声は「ケキョキョケキョ」「トッキョキョカキョク」など
ホトトギス
              ※ 写真はこちらからの引用です。

ホトトギスはウグイスの巣を奪って卵を捨て、代わりに自分の卵を産み付けて育てさせる“托卵行動”をするので、ウグイスにとってホトトギスは宿敵と言われているらしいです。“托卵行動”でよく知られているのは、カッコウですよね。