久しぶりの風邪2015年03月02日

一昨日は午後からどんどん気温が上がってきたので、マスクを着けずに散歩に出かけました。マスクを着けると暑苦しくなるからです。

それが失敗だったようです。散歩の途中で鼻水がやたらと出るようになりました。帰宅して洗顔したらだいぶ楽になりましたので、花粉症の症状だったと思われます。2月中旬頃から花粉症の症状(くしゃみ、鼻水、頭痛)が出始まったので、花粉症のクスリを飲んでいたのですが、マスクを着けないで外出するのはちょっと無謀だったようです。

花粉症なら風呂に入ってよ~く花粉を洗い流せば治まると思っていました。ところが、夜になると熱が出始めました。花粉症の症状にはいろいろあるので微熱が出ることもあるのだろうと思い、高を括っていたのですが、翌朝には38度を超えるまで熱が上がってしまいました。また、関節の痛みも出るようになりました。

どうやら花粉症だけでなく、風邪もひいたみたいです。しょうがないので、風邪クスリを飲み、昨日は終日ベッドに入っておとなしくしていました。風邪をひいて寝込んだのは本当に久しぶりです。これまで風邪気味かなと思うようなことはありましたが、寝込むほどの風邪にかかったのは7~8年ぶりかもしれません。

幸いにも風邪薬が効いて症状が緩和されるので、“インフルエンザ”ではなく普通の風邪だったようです。熱も次第に下がってきて今朝は36度台になりました。ただし、鼻水は相変わらず出るので、きょうもおとなしくしていようと思います。

高速道路側道のキロポスト2015年03月04日

昨年の3月17日のブログ(詳しくはこちら)で紹介した「高速道路の側道に設置されたキロポスト」について、変則的なデザインのものをみかけましたので紹介したいと思います。

これまでは、高速道路のキロポスト(標識)はすべて同じデザインだと思い込んでいました。それは、「百mごとの端数の付いた標識は白地に緑文字、1kmごとの端数の付かない標識は緑地に白文字でサイズが一回り大きい」というものです。
 
通常デザインの標識

ところが、先日の散歩で高速道路の側道を歩いていて何気なく見ると、デザインの異なった標識があることに気付きました。百mごとの標識も1kmごとの標識も白地に黒文字でサイズも同じなんです。
 
異なるデザインの標識

このような標識はごく一部地域だけに使われているようです。私が見たのは46km付近から48km付近までです。

本線上に設置されているキロポストすべてが統一されたデザインであるのか定かではありませんが、少なくとも私がこれまで高速道路を走行していて「デザインが違っている」と気付いたことはありませんので、本線上のものは統一されているのではないかと思われます。

これは憶測ですが、「側道用の標識は重要視されていないので、異なったデザインを使うこともあり得る」のかも知れません。

炊飯器の買い替え2015年03月06日

我が家で使っている“電気炊飯器”は、購入してから12年以上になりました。
買い替え前の炊飯器

最近になって、この炊飯器の内釜のコーティングが一部欠損したり、気泡上になってきました。写真では分かりにくいのですが、表面がザラザラした状態になっています。
劣化した内釜

このせいか、最近はご飯の炊きあがりに多少ムラが生じるようになりました。また、長時間保温した後に、茶碗にご飯をよそって間もなくご飯が乾いてしまうようになりました。このままでは、良いお米を炊いても良さを味わうことができませんので、何らかの対策が必要のようです。

対策としては、「内釜だけを買い替える」という方法が考えられますが、「本体がすでに12年以上経過しているので部品が入手できないのでは?」と思いながらも、ダメ元でサービスセンターに電話してみました。すると、全く同じものではないのですが、互換性のある部品を入手できることが分かりました。ただし、結構なお値段のようです。
内釜の交換部品
               ※ 出典は こちら

「入手できるのだったら内釜を購入しよう」と思って注文しようとしたのですが、部品代がけっこう高額であること、本体もそろそろ寿命に近づいていることを含めてじっくり検討した方が良いと考え直しました。

検討の結果、「部品購入という方法は当面の出費が最小限に抑えられるが、今後の耐用年数のリスクが大きい」ことから、「炊飯器本体を買い替えるほうが無難」という結論に至りました。

早速、大型家電ストアに出向いて購入してきました。実は、ネットで買うという選択肢もあったのですが、調べてみると価格差が予想よりも小さかったので、手っ取り早く店頭で買うことにしたんです。

購入したのは、これまでのと同じ“東芝製”です。
買い替え後の炊飯器

店頭に並んでいる商品をみると、下は1万円未満から上は十万円以上までと、ピンからキリまであるようです。購入した機種は、機能が比較的シンプルなものです。店員さんとの価格交渉の結果、税込み2万円ポッキリで買うことができました。

このような価格のものであっても、“ひたし”や“保温”のときには、内部を真空にするという目新しい機能が付いていました。内部を真空にすると、“ひたし”のときには水分の浸透が早く、“保温”のときにはご飯が変質しにくいのだそうです。

最近の電気炊飯器は大きい火力で炊きあげるため、消費電力が大きくなっているようです。仕様書では最大消費電力が1,250Wとなっていました。炊飯時には常時最大消費電力となるわけではないのですが、エアコンや電子レンジを併用する際には注意が必要になりそうです。

このため、炊飯時の消費電力の推移を調査し、最大消費電力で作動するタイミングを把握しておく必要がありますので、そのうち“ワットメーター”を使って調査しようと思います。

エアコンの使い方と電力消費量の関係2015年03月08日

我が家のエアコンを更新した昨年2月以降、二回にわたってエアコン暖房を石油ストーブ暖房と併用した場合のランニングコストについて調査しました(詳しくはこちらこちら)。

この2月には、エアコンの使い方をいろいろ変えた場合の電力消費量について調べましたので、その結果を紹介したいと思います。


今回の調査では、かなり大雑把なのですが、使い方の水準を以下の5段階に変化させました。
レベル毎の使用状態

評価指標としては、“積算電力計”の積算値を毎朝の決まった時間に観察し、前日からの約24時間で消費した電力消費量を記録しました。

次のグラフは、2月の1ヶ月間における調査結果をまとめたものです。“使用状態のレベル”に対する“1日の消費電力量”を示しています。
1日の電力消費量

使用状態の水準を高くするほど、1日の電力消費量が比例的に増加する傾向を示しているのが分かります。

同じ水準であっても電力消費量に変動がみられます。この原因として、
 ① 水準の設定が厳密ではないこと、
 ② エアコンによる消費電力は外気温によって変化すること、
 ③ エアコン以外の家電による消費電力も日によって変動すること
などが考えられます。

今回の調査は大雑把なものでしたが、エアコンの使用状態(使用時間)に対して電力消費量が比例的に変化するということが確認できました。

「石油ストーブと併用して暖房する場合には、どのように使い分ければ効率的なのか」を探るための手掛かりが得られたように思います。

炊飯器の電力消費について2015年03月10日

先日買い替えた電気炊飯器(詳しくはこちら)の電力消費について興味があったので、1回の炊飯と1日の保温について調べることにしました。

炊飯器の使用表では、炊飯時の最大消費電力が1250W保温時の平均消費電力が13.1Wとなっています。また1回あたりの炊飯時消費電力は164.7Whとなっており、この消費電力から考えれば、炊飯時に最大消費電力となっている時間はごく短いのではないかと思われます。

そこで、実際に炊飯器を使用している状況下で消費電力を調べようと思ったわけです。消費電力の測定には“ワットチェッカー”なるものを使いました。この機器は我が家の省電力作戦に大いなる戦力となっています。電源電圧、電力、積算電力、経過時間などが測定できるんです。
ワットチェッカー

消費電力の調査については、ひたし状態”から“保温状態”まで約24時間に渡り、時々ワット数を読み取るという方法で行いました。炊飯時間は約40分ですので、この間は頻繁に数値をチェックしました。


消費電力の確認結果については、以下のように整理されます。

(1) ひたし状態
炊き始めまでの10分程度は、3~5Wほどの消費電力でした。真空ポンプが作動している場合には2Wほど増加するようですので、真空ポンプの電力消費量は非常に小さいみたいです。

(2) 炊き始め
一般的に言われる「始めチョロチョロ、中パッパ、赤子泣いても……」のごとく、ひたし状態の微少電流の合間に短時間大電流が流れるように制御しているようです。その作動イメージを次の図に示します。
炊き始め

炊き始めの状態が10分ほど続いた後、炊飯の状態に遷移するみたいです。

(3) 炊飯
“中パッパ”の炊飯状態では、大電流と小電流がが交互に流れるように制御しているようです。そのイメージを次の図に示します。
強火炊飯

さらに、大電流のレベルが約850Wから約1090Wの範囲で変化していましたので、状態に応じて大電流のレベルも制御しているようです。仕様上の最大消費電力まで到達したかどうかについては確認できませんでしたが、瞬間的に到達しているのかもしれないし、今回の炊飯量(2合)だと最大まで到達しないのかもしれません。詳しいことは確認できませんでした。

炊飯の状態が15分ほど続いた後、蒸らしの状態に遷移するみたいです。

(4) 蒸らし
“赤子泣いても……”の蒸らし状態では、小電流の合間に一瞬だけ大電流が流れるように制御しているようです。そのイメージを次の図に示します。
蒸らし

蒸らしの状態が5分ほど経過したら“炊き上がり”となり、保温の状態に遷移するみたいです。

(5) 保温
保温の状態では、22W程度を中心として、3W程度の微小電流と45W程度の弱電流に断続的に変化させて温度を調整しているみたいです。そのイメージを次の図に示します。
保温

保温状態のときに真空ポンプが作動すると、ひたし状態のときと同様、消費電力が2W程度増加するようです。

(6) 炊飯と保温の電力消費量
今回得られたデータから、炊飯時の電力消費量および保温時の電力消費量を求めてみました。ただし、炊飯量が2合という条件下になります。
  ●炊飯時の電力消費量: 0.26kWh
  ●保温1時間あたりの電力消費量: 0.032 kWh

仕様表の値に比較すると、炊飯時で約1.6倍、保温時で約2.4倍の電力消費量となるようです。

2合の炊飯を1日に1回行い、その後翌日の炊飯(同時刻)まで保温した場合には、トータルで約1kWhの電力を消費することが確認できました。これより、炊飯および保温による1ヶ月あたりの電力消費量は30kWhほどになると思われます。

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余談になりますが、これまでに調査したテレビやパソコンの電力消費量はそれぞれ1日あたり1kWh程度でしたので、炊飯器の電力消費量も同程度ということになります。季節によって大きく変化しますが冷蔵庫も同じようなレベルです。どの機器も同じレベルになるというのは、ちょっと面白いですね。