台風15号の被害2019年09月10日

月曜日未明に上陸した台風15号は“豆台風”と呼ばれるように暴風圏が比較的小さい台風でしたが、暴風圏内ではかなり強い風が吹いたみたいでその爪痕はかなり酷かったようです。テレビのニュースによれば、とくに千葉県は台風の“危険半円”に位置していたためか、停電や施設の倒壊などあちこちで大きな被害が出たようです。

幸いにも我が家には被害はありませんでしたが、本日の散歩ではあちこちで台風の爪痕を目にしました。背の高い草が倒れて歩道が塞いでいたり、倒木がガードパイプを潰したりしていました。

稲作の田んぼでは稲刈り間近の稲が倒されていました。稲穂は倒れた状態で長時間水に浸かると発芽してしまうので早急に稲刈りする必要があるみたいです。
 
倒れた稲

蓮田では、蓮の葉がボロボロに傷つき倒れていましたが、蓮栽培農家は慌てて何かの作業をする必要がないんです。なぜかというと、農作物であるレンコンは水中にあって今の時期だとほとんど育ち終わっているので、葉が倒れても水に浸かっても何の問題もないんです。
 
倒れた蓮の葉

蓮の場合はこれから休眠期に入り、収穫時期が4月頃までとかなり長いので生産調整が容易にできるんです。だから秋の台風による風で葉が傷つこうが、豪雨で田んぼが水没しようがレンコンの収穫にはほとんど影響しないんです。だから蓮栽培農家は収入が安定しているんでしょうね。