電力消費のモニター (その8)2021年03月02日

本シリーズの前回のブログ(詳しくはこちら)では、「気象データを蓄積していないので、気温と消費電力の相関を確認できない」と諦めていましたが、その後ネットでいろいろ調べてみたところ、気象庁のホームページから「過去の気象データ」をダウンロードできることが分かりました(詳しくはこちらを参照してください)。

早速、居住地域の気温データをダウンロードして消費電力データと組み合わせて両者の相関を調べることにしました。

気温データとして“平均気温”、“最高気温”、“最低気温”を取りあげ、エアコンを本格的に使用していた12/1から2/28までのデータをダウンロードしました。気温の推移をグラフにすると次のようになります。
 
気温の推移

これに対応する期間の“毎日の消費電力”をグラフにすると次のようになります。
 
消費電力の推移

“平均気温”、“最高気温”、“最低気温”それぞれに対する消費電力を散布図にすると次のようになります。
 
気温に対する消費電力の散布図

いずれの図においても概観すると、「気温が低くなると消費電力が大きくなるという傾向」が見られますが、バラツキもけっこうあるようです。

そこで、直線回帰したときの回帰式および決定係数(R2)を求めてみました(図中の式と値を参照)。決定係数をみると最も高いのは平均気温の場合ですが、その値は0.45程度であり相関性が高いとは言えないようです。

毎日のデータを記録しているときには「かなり強い相関がありそう」と思っていたのですが、それほどでもないことが分かりました。ちょっと残念です。

ガソリン価格が上昇2021年03月05日

このところガソリン価格が上昇の一途を辿っているようです。きょうの散歩途中で見かけたセルフスタンドのガソリン単価は次のようになっていました。
 
セルフスタンドの価格表示

灯油の単価も同じように上昇しています。年末には単価が60円でしたが、年明けから徐々に上がって現時点では75円となっています。でも、この冬の暖房用としては買い置きのもので足りそうなので、あまり気にしなくても良さそうです。

この燃料価格の上昇傾向は、WTI原油先物価格の傾向と同期しているように思えます。昨年の年明けから新型コロナの影響で急激に下落し、4月には底値になりました。その後40ドル/バレル付近で安定していましたが、11月頃から上昇が始まって上昇傾向のまま現在に至っています。
 
WTI原油先物チャート
                     ※ この図はこちらからの引用です

ワクチン接種が進んで新型コロナの感染が収束すると、経済活動が活発になって石油需要が増大するので、今後さらに上昇することも考えられますね。どうなることやら。。。。。

跨線橋の4車線化工事 (その10)2021年03月09日

橋梁部の工事はほぼ終わったようです。次のステップとして、橋梁につながるスロープを造る前段階となる隧道を延長するための工事が始まりました。
 
接続道路の工事

重機を使って土留めの鉄板を打ち込む作業が行われていました。
 
土留め処理工事

土留めの処置をした後、隧道を4車線分に延長する工事となるようです。“カルバート工法”と呼ばれる方法で隧道を延長するようです。
 
隧道の延長

隧道を造るには、鉄筋で型を作ってコンクリートを流し込むので、外観的にはあまり変化しない状況がしばらく続くものと想われます。

跨線橋の近くにある交差点も4車線化のための交差点拡幅工事が進められていました。これまでとは交差点の大きさや形がだいぶ変わるようです。

交差点の拡幅工事

庭の花2021年03月17日

彼岸が近づいて暖かい日が多くなったせいか、我が家の庭にはいろんな花が咲き始まりました。

レンギョウ”の黄色い花が開き始めています。これが満開になるとけっこう見応えがあります。
 
レンギョウ

2月に咲き始めた“アセビ”はそろそろ終わりそうです。
 
アセビ

無造作に挿し木してほったらかしにしておいた“ジンチョウゲ”ですが、いつの間にか白花が咲くようになりました。
 
ジンチョウゲ

抜いても抜いても増える“ハナニラ”はあちこちに広がっています。
 
ハナニラ

クリスマスローズ”にも白い花が咲いています。

クリスマスローズ

散歩途中では、“ユキヤナギ”の花が咲いている家を多く見かけますが、我が家のユキヤナギは日当たりが悪いせいかまだ咲きそうにありません。

スマホデビュー2021年03月22日

私の使っているガラケーは、10年以上前に本体ゼロ円で購入したドコモのガラケー(FOMAらくらくフォン)です。
 
らくらくフォン

最近の世の中はスマートフォンが主流になってきており、ドコモから「現在使用中のガラケーはこれから先修理ができなくなります。また、2026年からFOMA通信が使えなくなります。この際、スマホに切り替えませんか」との案内が度々くるようになりました。

ですが、私はこれまでのガラケーであまり不自由したことはなく、故障して使えなくなるか、あるいはFOMA通信が使えなくなるかのいずれかになるまで使い続けようと思っていました。

でも、この2月に届いたドコモからのダイレクトメールを何気なく見ていたら、“らくらくスマートフォン”本体がゼロ円、最初の12ヶ月間は月々の料金が980円(税別)、13ヶ月目以降は月々1480円(税別)となっており、さらに5分以内の通話なら何回でも無料というオプションが付いているではありませんか。

この内容なら本体切り替えの金銭的負担がかからないうえに、従来のガラケーと同程度の月額でスマホに切り替えられることになり、大変魅力的なキャンペーンに思えました。早速ドコモに電話してみると、3月末までのキャンペーンとのことなので、家内が使っているガラケーの分も合わせて2台分の切り替えを申し込みました。

その後契約手続きのため電話で何回かやりとりし、一昨日の夕方に本体が到着しました。本体の到着に備えて事前に“手帳型スマホケース”および“液晶保護用ガラスフィルム”を用意しておきました。次の写真は、スマホケースとガラスフィルムを装着したスマホ本体です。
 
らくらくスマートフォン

この週末には、スマホの開通手続きや各種の初期設定を「ああでもないこうでもない」と悩みながら行いました。少々手こずることはありましたが、何とか日常で使えるレベルにセッティングできました。

スマホに切り替えたメリットとして、散歩のときの携行品が少なくなることが挙げられます。これまでは、
  ● 非常時の連絡用と歩数計としてのガラケー
  ● 音楽を聴くためのMP3プレーヤー
  ● ブログネタに遭遇したときの撮影用デジカメ
が必須の携行品でした。
 
散歩時の携行品

これからは、上記3点の機能をスマホ1台でカバーできることになります。ただし携帯に備えられた歩数計については、両者の計測値について検証が必要なので、暫くは従来のガラケーも携行しようと思います。

また、従来のガラケーにはGPS機能が付いていなかったので、「散歩途中で万が一意識を失うような事態に陥った場合には、場所を特定することができず探すことが困難になるので不安がある。」と娘から言われていました。今度のスマホにはGPSが備えられているので、この問題もクリアできることになりました。

さらに、これまでは有線のイヤホンを使って音楽を聴いていましたが、歩いているときにはケーブルがすごく邪魔になるんです。今度のスマホには“ブルートゥース”という規格の通信機能が付いているので、“ワイヤレスイヤホン”が使えます。なので、そのうちワイヤレスイヤホンを購入しようと思っていたのですが、娘がこれまで使っていたワイヤレスイヤホンを“スマホデビュー”の記念としてプレゼントしてくれました。
 
ワイヤレスイヤホン

このような小さな本体なのに、「連続7時間の使用が可能」なのだそうです。またケースには容量の大きなバッテリーが組み込まれており、ケースに入れておくだけで充電ができるのだそうで、最近の技術には驚くばかりです。

今後の散歩が楽しみです。