散歩による地球一周旅行 《その28》 ― 2017年01月23日
現在位置の経度は“東経62.24度”です。イランの国境を超えて“トルクメニスタン”に入り、東へ90kmほど進んだところです。あと160kmほど東に進むと“アフガニスタン”との国境になりますので、今回のブログでは“トルクメニスタン”について紹介したいと思います。
現在位置をもう少し詳しく見ると、次のようになります。トルクメニスタンの西にはカスピ海が、北側にはカザフスタンやウズベキスタンが、南側にはイランやアフガニスタンがあります。
トルクメニスタンは中央アジア南西部に位置しており、20世紀の末から21世紀にかけてソ連からの独立を果たした永世中立国の共和制国家です。首都は“アシガバート”となっています。なお、国名の“トルクメニスタン”とは「トルクメン人の土地」を意味しています。
国の面積は約488千㎢であり、隣国ウズベキスタンの1.1倍、日本で言えば全土の約1.3倍ほどの大きさになります。人口は約530万人と少なく、「世界の人口国別ランキング(詳しくはこちら)」によれば、“スロバキア”に次いで世界127位になっています。
首都“アシガバート”は、現在位置から北西に400kmほどのところに位置しており、コペトダグ山脈とカラクム砂漠の間にあります。主要産業はガラス製造、ぶどう酒醸造、綿織物業などで、人口は公式統計によれば約100万人とされています。アシガバートの街はこんな感じです。
アシガバートは砂漠気候(詳しくはこちら)であり、夏は日中の気温が40度を超え、7月の平均気温は31℃ほどですが、降水はほとんどないようです。一方、冬は寒く1月の平均気温は2.5℃ほどになるようです。
アシガバートの郊外には、“アシガバード空港”があります。大きな鳥が羽ばたいているようなイメージの建物はユニークですね。
現在位置から北へ170kmほどのところに、“マル(マリ)”という都市があります。
マル(Mary)は、トルクメニスタンのマル州の州都になっており、トルクメニスタンでは4番目の都市となっています。かつてはメルブ (Merv, Meru), Margianaなどと呼ばれたようです。カラクム砂漠の中のシルクロードの“オアシス都市”であり、市の中心部には運河が流れています。
【註】 本ブログにおける写真や地図はGoogleマップからの引用です。
また、地域の情報はWikipediaからの引用です。
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