省電力家電の効果2014年10月08日

我が家では、一昨年の年末には冷蔵庫を、そして今年の年初にはエアコンを買い替えました。いずれも新型の省電力家電です。

これらの省電力効果がどの程度であったかについて、毎月の電力使用量により確認しました。


◆冷蔵庫の場合
古い冷蔵庫を使った一昨年の電力使用量に対して、新しい冷蔵庫を使った昨年の電力使用量を比較して棒グラフで表すと、次のようになります。
冷蔵庫の場合

新しい冷蔵庫に切り替えた後の電力使用量は明らかに少なくなっているようです。とりわけ、夏場の省電力効果が大きいことが分かります。


◆エアコンの場合
次に、古いエアコンを使った昨年の電力使用量に対して、新しいエアコンを使った今年の電力使用量を比較して棒グラフで表すと、次のようになります。
エアコンの場合

我が家では、エアコンを頻繁に使うのは冷房用だけなので、このグラフでは6月~9月の期間を対象にしています。

今年の夏には例年よりも頻繁にエアコンを使ったので(たぶん、時間にして2倍程度)、電力使用量が大きくなるのを覚悟していました。でも、6月~7月は昨年と同程度でした。8月~9月は昨年よりも大きく減少しましたが、これは省電力エアコンの効果だけでなく、夏の暑さが昨年ほどではなかったこと、秋の訪れが例年よりも早かったことも影響しているようです。


以上の比較から分かるように、最近の省電力家電による省電力効果は明らかに目に見える形で現れるようです。技術の進歩の賜ですね。

※ ここで取り上げた「冷蔵庫」と「エアコン」については、他の家電製品に比べて電力消費が大きいため、省電力の効果が毎月の電力使用量に現れやすいのですが、毎月の検針による電力使用量は様々な要因によって変動します。上述の省電力効果のグラフににはこの変動要因が含まれた形になっていますので、必ずしもグラフにおける電力使用量の差が省電力効果とは限らないことをお断りしておきたいと思います。