今度は飛蚊症!2014年10月14日

65歳という統計上の“高齢者”になった途端、次々と身体の異常が出始めました。7月には“突発性難聴”、8月には“帯状疱疹”(詳しくはこちら)、9月には“飛蚊症”に罹りました。

“突発性難聴”については、症状が軽く、発症後直ちに治療したので3~4日で完治しました。“帯状疱疹”については、1ヶ月ほどで痛みは殆どなくなり、発疹ももう少しで完全に消えそうな状況です。

“飛蚊症”については、これまでに軽い症状ならすでに経験しているのですが、今回は「視野の片隅が時々明るく光る」という初めて経験する症状なので不安になり、眼科に行って診てもらいました。

眼科の先生によると、「高齢になると硝子体が収縮して網膜から剥がれ、このときに飛蚊症の症状をもたらす」のだそうです。
飛蚊症のメカニズム

典型的な症状として、次のようなものがあるそうです。
飛蚊症の症例

私が今回経験したのは、右下のような症状です。いつもではないのですが、やや薄暗いところに行くと、視野の片隅が一瞬光ったように感じるんです。

先生の説明によると、「硝子体が収縮していても一部分が網膜にくっついており、そこが刺激されると光ったように感じる」のだそうです。このまだくっついている部分が剥がれるときに“網膜剥離”が起こる可能性があるので、症状が急変したら診察を受けるように言われました。
網膜剥離の説明

幸いにも、飛蚊症の症状は次第に弱まってきているので、あまり心配することはなさそうです。

【註】 本ブログにおける説明図は、「飛蚊症の説明パンフレット(参天製薬株式会社・提供)」から
    の引用です。


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新聞報道等によると、「高齢者の医療費が膨れあがり、国の財政を圧迫している状況にある」とのことですが、統計上の高齢者になった途端に次から次へと身体の異常が出て、「高齢者は必要に迫られて病院に通っているのであり、暇つぶしに通っているのではない」ということを身をもって実感した次第です。